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バイオマテリアルと細胞培養基材│セミナー2025│基礎・培養基材・三次元組織化

バイオマテリアルの基礎と細胞培養基材への展開

~材料-細胞間の現象等の基礎から、様々な培養基材・三次元組織化技術の開発まで~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

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○わかりやすいと毎回大好評の北九大 中澤教授の講座。開発のポイントや最新動向が学べます!
○タンパク質吸着・細胞接着といった現象や基材と細胞の関係性等の基礎から、種々の表面設計や細胞のパターニング技術、注目集める細胞の三次元組織化培養まで。

講師

北九州市立大学 国際環境工学部 環境生命工学科 教授 中澤 浩二 氏


講師紹介

■ご略歴:
1997年 九州大学大学院 工学研究科 博士後期課程 修了(博士(工学))
1997年 九州大学大学院 工学研究院 化学工学部門 助手
2002年 北九州市立大学 国際環境工学部 環境化学プロセス工学科 助教授
2008年 同学 環境生命工学科 准教授
2012年 同学 教授、現在に至る

■ご専門および得意な分野・研究:
生物工学、生体材料、細胞組織工学

■本テーマ関連学協会でのご活動:
再生医療学会、バイオマテリアル学会、化学工学会など

<その他関連セミナー>
プラスチック・高分子・成形加工 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年12月5日(金) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


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配布資料・講師への質問など

●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

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  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ■はじめに:
     近年、再生医療や細胞培養分野の技術発展は目覚しく、バイオマテリアルの改良や開発が活発に進めされている。しかしながら、細胞は材料特性によって異なる挙動を示すことから、バイオマテリアルの開発には材料-細胞間で起こる現象を理解することが重要である。
     本講座では、バイオマテリアルの様々な応用分野のなかでも「細胞培養基材」に焦点を絞り、材料と細胞間で起こる反応や材料表面特性と細胞の関係を解説するとともに、近年みられる様々な培養基材の特徴、細胞の三次元培養技術について紹介する。

    ■受講対象者:
    ・細胞培養基材の開発に取り組もうとしている方
    ・材料開発をされているが、細胞のことがよくわからない方
    ・本テーマに興味のある方

    ■必要な予備知識:
    この分野に興味のある方なら特に必要は無い

    ■本セミナーで習得できること:
    ・バイオマテリアルの基礎知識
    ・材料-細胞間相互作用に関する基礎知識
    ・細胞培養基材の設計に関する知識
    など

    ■過去セミナーを受講された方の声(一例):
    ・基礎的なことから応用・最先端研究まで、幅広い知識が得られ非常にためになりました。
    ・本分野の研究をはじめたばかりです。材料とタンパク質・細胞等の相互作用のメカニズムなど基礎的なことや、基材に必要な物理的特徴など詳しく知る事ができ良かったです。
    ・非常に分かりやすく、大変勉強になりました。タンパク質の吸着、細胞の接着についての講義など基礎的な部分が個人的に特によかったです。
    ・培養への種々の環境因子の影響について、非常にわかり易くご説明いただいた点が特に良かったです。
    ・材料の硬さが細胞形成に影響を及ぼす点など現在進めている開発にとって有益な内容でした。
    ・スフェロイド培養や、細胞のパターニング・アレイ化培養の項目が特に面白かったです。
    ・トピックスでもある三次元培養・組織化の知識も得られました。
    ・中澤先生のご説明が非常にわかりやすく理解が進みました。アップデート版があればまた受けたいです。
    ・素人の自分でも理解できる形で、非常に分かりやすくご説明いただき深謝いたします。全てが参考になりました。
    ・図を用いて説明してくださったのでイメージがわきやすかったです。材料からの視点、生物学からの視点、双方の視点から構成された講義であったことが最も好印象でした。
    ・今まで受講したセミナーの中で、最も満足度が高い講義でした。ユーザー目線から材料側に求めることを端的に示していただいた点が特に有用でした。ありがとうございました。
    ・質問をしやすい雰囲気を作ってくださり、ご回答も丁寧で大満足です。

    などご好評の声多数。弊社セミナーの中でもトップクラスの満足度をいただいております。

    セミナー内容

    1.細胞培養基材の概要
     1)細胞培養の意義とアプリケーション
     2)細胞特性に影響を与える環境因子
     3)細胞の分類と特徴
     4)細胞の培養方法
     5)培養基材の種類と特徴
     6)培養基材に求められる特性

    2.タンパク質の吸着現象
     1)材料表面で起こる初期現象
     2)培養培地に含まれるタンパク質
     3)タンパク質の吸着現象
     4)タンパク質の置換現象
     5)培養基材を取り巻く水和水の役割
     6)新疎水性表面とタンパク質吸着の関係
     7)荷電表面とタンパク質吸着の関係

    3.細胞の接着現象
     1)細胞接着現象の概要
     2)細胞接着分子「インテグリン」の役割と意義
     3)細胞外マトリクス(細胞接着タンパク質)
     4)細胞認識アミノ酸シーケンス
     5)細胞接着タンパク質と細胞の相互作用
     6)新疎水性表面と細胞接着の関係
     7)荷電表面と細胞接着の関係

    4.細胞非接着表面の設計
     1)細胞非接着基材の意義
     2)非異物(抗血栓性)表面設計の基本概念
     3)親水性/疎水性表面
     4)不活性タンパク質吸着表面
     5)分子鎖運動性表面
     6)生体膜類似構造表面

    5.培養基材と細胞の関係
     1)細胞特性に影響を与える環境因子
     2)ナノ・マイクロ微細構造表面と細胞特性の関係
     3)ガス透過性基材と細胞特性の関係
     4)基材硬さと細胞特性の関係

    6.細胞の二次元パターニング・アレイ化培養
     1)パターニング・アレイ化培養の意義
     2)細胞のパターニング技術
      a)スポッティング法
      b)フォトおよびソフトリソグラフィー
      c)インテリジェントマテリアルの利用
     3)パターニング培養から見えてくる生命現象
      a)スポットサイズの効果
      b)パターン形状の効果
      c)精密共培養の効果

    7.細胞の三次元組織化培養
     1)細胞の三次元組織化培養
      a)ティッシュエンジニアリング(組織工学)の意義
      b)様々な組織化技術(積層法、電気化学法、磁気法、ゲル包埋法、モールド法)
      c)組織化培養の課題と近年の取り組み
     2)スフェロイド培養(演者の取り組み)
      a)スフェロイド培養の意義と特性
      b)スフェロイド形成の原理
      c)様々なスフェロイド形成技術
      d)肝細胞のスフェロイド培養とその特性
      e)ガン細胞のスフェロイド培養とその特性
      f)幹細胞のスフェロイド培養とその特性

    <質疑応答>


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    セミナーコード:AD251201

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