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「水電解」セミナー2025│原理・各技術の特徴・開発動向・課題・アノード触媒など要素技術

水電解の原理・特徴から課題、開発動向まで

~各技術の現状理解から、アノード触媒など要素技術の開発まで~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

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見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


○熱力学・電気化学を交えた水電解の原理や種類・特徴などの基礎から、各水電解技術の課題と国内外の最新開発動向、講師が研究するアノード触媒や直接空気電解など新たな水電解技術まで。

講師

鳥取大学 工学化学バイオ系学科 准教授 辻 悦司 氏


講師紹介

■ご略歴:
2011年3月大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程物質創成専攻 修了 博士(理学)
2008年4月日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2011年4月北海道大学大学院工学研究院物質化学部門 助教
2015年10月鳥取大学工学部化学バイオ系学科 講師
2018年12月鳥取大学工学部化学バイオ系学科 准教授
現在に至る

■ご受賞歴(代表的なもの):
2016年3月 電気化学会 進歩賞(佐野賞)
2019年3月 電気化学会 論文賞
2022年3月 中国電力技術研究財団 研究奨励賞

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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年12月8日(月) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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配布資料・講師への質問など

●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

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  • 見逃し視聴ありでお申込みされた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ■はじめに:
     2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、二酸化炭素を排出しないエネルギー源として「水素」が注目されている。再生可能エネルギー由来の電気を用いた水電解は二酸化炭素を排出しない水素製造技術であり、実用化フェーズに入っているアルカリ水電解、プロトン交換膜形水電解に加え、今後発展が期待されるアニオン交換膜形水電解、高温水蒸気水電解の研究開発が世界各国で進められている。本セミナーの前半では、水電解の原理を基礎的な熱力学、電気化学を交えて解説する。後半では、それぞれの水電解の特徴や課題について解説し、国内外の開発動向や今後の展望について紹介する。また最後に、要素技術のひとつであるアノード触媒や新たな水電解技術に関する我々の最新成果も交えながら紹介する。

    ■受講対象者:
    ・水電解に興味のある方
    ・水電解における要素技術、特に電極材料(触媒)に興味のある方
    ・無機セラミックス材料に興味のある方
    ・熱力学、電気化学を中心に基礎的なところを勉強したい方

    ■必要な予備知識:
    この分野に興味のある方なら特に予備知識は必要ないが、高校卒業レベルの化学の知識を有していることが望ましい。

    ■本セミナーで習得できること:
    ・水素製造法に関する基礎知識
    ・水電解に関する基礎知識
    ・水電解に関する国内外の開発動向と課題
    ・水電解の要素技術、特にアノード触媒(酸素発生触媒)の開発課題と最新動向
    ・水電解を例にした熱力学、電気化学の基礎知識
    など

    セミナー内容

    1.水素社会の実現に向けて
     1)なぜ「水素」なのか
     2)水素の利用
      a)エネルギー源および化学原料としての水素
      b)今後の水素市場
     3)水素の製造方法
      a)水電解
      b)化石資源からの製造
      c)工業プロセスからの副生
      d)バイオマスからの製造
      e)光水分解

    2.水電解
     1)原理
      a)水分解の熱力学
      b)水電解の電気化学
      c)電解電圧の理想と現実(過電圧について)
      d)効率
      e)性能向上に向けて
     2)水電解の種類と特徴
      a)アルカリ水電解
      b)プロトン交換膜形水電解
      c)アニオン交換膜形水電解
      d)固体酸化物(高温水蒸気)形水電解

    3.水電解技術の開発動向と課題
     1)水電解の歴史
     2)国内の動向
     3)欧州を中心とした国外の動向
     4)実用化に向けた課題

    4.アノード触媒および新規水電解技術の開発
     1)遷移金属元素から成る複合酸化物アノード触媒
     2)直接空気電解

    <質疑応答>


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    セミナーコード:AD251205

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