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「有機薄膜太陽電池」セミナー2025│基礎から開発動向と展望まで

有機薄膜太陽電池の基礎から開発動向と展望まで

~さらなる高効率化に向けた開発指針~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


〇ペロブスカイト太陽電池と比べ、安定性の高さ/重金属を含まないなどの優位性もある有機薄膜太陽電池の開発動向を解説!
〇有機薄膜太陽電池・有機半導体の基礎から、高効率化に向けた材料開発や低コスト化に向けた考え方、現状課題と展望まで。

講師

広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授 尾坂 格 氏


講師紹介

 筑波大学にて白川英樹教授(現名誉教授)らの指導の下、2002年に学位取得。同年、富士フイルム株式会社に入社。2006年 米国カーネギーメロン大学博士研究員。2009年 広島大学大学院工学研究科助教。2013年 理化学研究所創発物性科学研究センター上級研究員。2016年 現職。2013年高分子学会日立化成賞、2022年日本化学会学術賞受賞。

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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年12月9日(火) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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配布資料・講師への質問など

●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
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●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

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  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ■はじめに:
     有機薄膜太陽電池は、塗布プロセスにより製造可能であることからプラスチック基板上に作製できるフィルム太陽電池であり、軽量、柔軟、光透過性といった特長をもつことから、従来のシリコン型では設置できなかった場所での利用が期待されている。有機薄膜太陽電池は、同様のフィルム太陽電池であるペロブスカイト型に比べてエネルギー変換効率は劣るものの、安定性は高く、有害な鉛などの重金属を含まないという点において優位性がある。近年、発電材料である有機半導体の開発が進み、エネルギー変換効率は20%に到達するなど、有機薄膜太陽電池の性能は格段に向上している。本講演では、有機太陽電池の基礎から高効率化に向けた重要課題や最新の開発動向、今後の展望について解説する。

    ■受講対象者:
    ・次世代型太陽電池にたずさわる研究者、技術者の方々
    ・有機機能性材料や有機半導体、有機薄膜デバイスにたずさわる研究者、技術者の方々
    ・上記分野に興味のある方なら、どなたでも受講可能です

    ■必要な予備知識:
    ・この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。
    ・材料の化学構造や物性に関する内容もありますので、それに関しては、大学学部レベル以上の化学の知識があるとより理解が深まると思います。

    ■本セミナーで習得できること:
    ・有機薄膜太陽電池の最新動向
    ・有機薄膜太陽電池の原理や高性能化に向けた考え方
    ・高効率化に向けた有機半導体の開発指針
    ・π電子系化合物や有機機能性材料の分子設計や構造制御に関する考え方
    など

    セミナー内容

    1.有機薄膜太陽電池の基礎
     1-1.有機薄膜太陽電池とは?
     1-2.他の太陽電池との違い
     1-3.有機薄膜太陽電池の発電原理
     1-4.有機薄膜太陽電池の課題

    2.有機半導体の基礎
     2-1.分子軌道やエネルギー準位
     2-2.高次構造(結晶性や分子配向)
     2-3.電荷輸送性
     2-4.ポリマー系有機半導体のこれまでの進展
     2-5.まとめ

    3.有機半導体の開発
     3-1.高効率化に向けた材料開発
      1)材料に求められる機能
      2)吸収帯の長波長化
      3)モルフォロジー制御
      4)分子配向制御による高移動度化と高効率化
      5)精密電子準位制御による電圧損失抑制
      6)ポリマーとフラーレン系n型材料を組み合わせた太陽電池
      7)ポリマーと非フラーレン系n型材料を組み合わせた太陽電池
     3-2.低コスト化に向けた有機半導体の開発
     3-3.まとめ

    4.全体のまとめと今後の展望

    <質疑応答>


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    セミナーコード:AD251226

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