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……見逃し視聴選択可
★ラボ検討から製造展開まで、フローマイクロリアクターによるフロー合成プロセスの課題と解決策、装置選定や運転管理のポイントを学ぶ実務者向けセミナー
講師
味の素株式会社
バイオ・ファイン研究所
バイオソリューション研究所
バイオソリューション工業化室ダウンストリームデザイングループ
主任 遠藤 裕太 氏
講師紹介
■経歴
2013.3 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科医歯科学専攻 修士課程修了
2013.4 味の素株式会社入社
2020.3 千葉大学医学薬学府先端創薬科学専攻 博士号取得
現在 味の素株式会社バイオ・ファイン研究所にて、新規素材創出およびプロセス化学研究開発業務に従事
■専門および得意な分野・研究
プロセス化学(膜、樹脂、晶析、フローマイクロリアクター)、天然物有機化学(構造解析)
■本テーマ関連学協会での活動
・近畿化学協会フロー・マイクロ合成研究会 常任幹事 (2023.1~現在)
・所属学会:日本化学会、日本薬学会
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年12月19日(金) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
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●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
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セミナーポイント
■講座のポイント
フローマイクロリアクターは、高速混合、高速伝熱、精密な滞留時間制御に優れたデバイスであり、従来のバッチ式反応器では困難だった反応や制御を可能にする。本講座では実用化へ向けた連続化やスケールアップについて、低分子から合成高分子、生体高分子まで含めた合成反応や抽出の実例を交えて紹介する。特に、ポンプやミキサーなど装置や各種パーツの選定時に直面した様々な失敗事例を基に、注意すべきこと、さらによく起こるトラブルや、ソフト面およびハード面からの解決策についても、開発内で生じた実際の事例を交えながら紹介したい。
■受講後、習得できること
・フローマイクロリアクターの特徴(混合、伝熱、滞留時間制御)が理解できる
・フローマイクロリアクターで良く起こるトラブルとその解決方法や対策がわかる
・フローマイクロリアクタープロセス構築時のポンプやミキサーなどの装置選定のコツが理解できる
・運転面で注意すべき点や洗浄の重要性など、実務上でケアすべき点を理解できる
■講演中のキーワード
フローマイクロリアクター、マイクロリアクター、フロー合成、精密合成、連続合成
セミナー内容
1.フローマイクロリアクターとは
1.1. フローマイクロリアクターの基礎知識
1.2. 重要な3つの特徴 (混合、伝熱、滞留時間制御)
1.3. 3つの特徴を活用した事例
1.4. フローマイクロリアクター技術の適用範囲
1.5. 固-液、液-液などの異相系への適用と注意点
2. フロー合成の公知情報
2.1.産業界での適用事例紹介
2.2. 当社での連続製造情報
3. ラボからパイロット・製造へのスケールアップ展開
3.1. フロー合成で起こりやすい不具合
3.2. 制御が必要なパラメータの多さ
3.3. 送液不良
3.4. 混合不良
3.5. 除熱不良
3.6. ミキサ、リアクタの閉塞
3.7. 洗浄工程の重要性
3.8. まとめ
4. フロー合成プロセスの構築とトラブル対策
4.1. フロー合成で起こりやすい不具合と対策
4.2. フローリアクターでの製造に向けた留意事項
4.3. ポンプの選定と選定時の失敗事例と回避策
4.4. ミキサ、リアクタの選定
4.5. センサ、計装類の選定
4.6. 運転システムの概要
5. 当社でのスケールアップ事例紹介と失敗談
5.1.イオン液体合成プロセス
a)スケールアップ装置の構築
b)ミキサやリアクタの選定と失敗事例
c)スケールアップ検討と生じたトラブルおよび解決方法
5.2.リビングアニオン重合プロセス
a)よく起こるトラブル
b)ポンプの選択
c)運転手順の重要性 (準備、装置立上げ、洗浄)
d)連続運転での失敗と改善後の比較
5.3.生体高分子反応への応用
(ADC合成、タンパク質修飾反応、タンパク質構造変化等)
5.4.スラグ流による発酵液からのフレーバー成分抽出
a)スラグ流抽出の利点
b)バニリン発酵液からのスラグ流抽出
c)S-リナロール発酵液からのスラグ流連続抽出
6. スケールアップ時に考えること
6.1. ラボ検討を始める際に気を付けること
6.2. ラボ検討時のTips
6.3. パラメータの管理幅について
6.4. 簡易的なCFDシミュレーションの利用
6.5. 装置を選定しよう
7. 最後に
7.1. 今後の展望
7.2. 装置や設備のサプライヤー紹介
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セミナーコード:AD251285