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微生物燃料電池の研究開発と今後の展望|2026年1月21日|電極、発電菌、今後の課題

微生物燃料電池の研究開発と今後の展望

~発電菌による発電メカニズム、畜産廃棄物、食品廃水等の利活用~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

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見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


・微生物を利用して有機化合物から電気エネルギーを
・発電菌・微生物叢:どこで何をしているのか
・今後の実用化に向けた技術開発のポイント

講師

宮崎大学 農学部 応用生命化学領域  環境微生物学研究室 准教授 博士(農学) 井上 謙吾 氏


講師紹介

2007年から米国マサチューセッツ大学Lovley教授の下で微生物燃料電池の発電メカニズムに関する基礎研究を行い、2010年からは宮崎大学にて、微生物燃料電池の基礎研究および実用化に向けた応用研究を行っている。環境バイオテクノロジー学会(理事)、日本生物工学会(2023年奨励賞受賞)、日本農芸化学会などに所属。

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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2026年1月21日(水) 13:00-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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配布資料・講師への質問など

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●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
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  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
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  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ○講師より/本セミナーのポイント
     微生物燃料電池は、微生物を利用して有機化合物の化学エネルギーを直接電気エネルギーへ変換する技術であり、有機廃水や有機廃棄物の処理と同時に発電を行うことが可能です。処理と発電に加えて、汚泥発生量の削減や臭気成分の除去など複数の技術的利点を有していますが、得られる電力の低さや電力利用の制約、さらに製造コストの高さが障壁となり、現状では広い実用化には至っていません。本セミナーでは、微生物燃料電池の仕組みと最新の研究動向を紹介するとともに、今後の実用化に向けた技術開発のポイントについて概説します。

    ○主な受講対象者は?
    ・微生物燃料電池に興味のある方
    ・有機性廃棄物(食品由来や特定の有機化合物など)の省エネ型の処理方法に興味のある方
    ・微生物と電気化学の融合分野技術について知識を得たい方

    ○本セミナーで得られる主な知識・情報・ノウハウ
    ・微生物による有機性廃棄物の分解
    ・微生物の電極への電子伝達について
    ・微生物燃料電池のしくみ
    ・微生物燃料電池の最新動向
    ・微生物燃料電池の実用化について

    セミナー内容

    1. 微生物燃料電池のしくみ
     1.1 微生物燃料電池とは何か
      1.1.1 技術的位置づけ
      1.2.1 長所と短所
     1.2 微生物燃料電池の基本構造
      1.2.1 電位
      1.2.2 アノード
      1.2.3 カソード
      1.2.4 セパレーター
     1.3 微生物燃料電池の各タイプ
      1.3.1 二槽型微生物燃料電池
      1.3.2 単槽型微生物燃料電池
      1.3.3 スタック型微生物燃料電池
      1.3.4 多様な微生物燃料電池

    2. 発電菌の基礎知識
     2.1 微生物のエネルギー獲得
     2.2 発電菌の特徴
     2.3 グラム陰性細菌
     2.4 グラム陽性細菌
     2.5 発電菌の多様性
     2.6 微生物燃料電池内の微生物叢

    3. 発電菌の電極への電子伝達様式
     3.1 直接接触
     3.2 電気伝導性ナノワイヤー
     3.3 電子シャトル

    3. 微生物燃料電池による廃水処理の具体例
     3.1 廃水処理方法としての位置づけ
     3.2 下水
     3.3 畜産廃水
     3.4 食品・飲料廃水
     3.5 微生物燃料電池の大型化

    4. 微生物電気化学装置
     4.1 微生物と電気化学の融合技術
     4.2 微生物電解セル
     4.3 微生物電気合成
     4.4 センサー

    5. 微生物燃料電池の課題と展望
     5.1 微生物燃料電池の現状
     5.2 社会実装への課題と可能性
      5.2.1 得られる電力を高めるには
      5.2.2 電力利用の制約への対策
      5.2.3 製造コストを下げるには
      5.2.4 既存技術との併用

    <質疑応答>


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    セミナーコード:AD260102

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