……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
★乳化・可溶化製剤の研究・設計・開発・製造に従事されている方もしくはその予定の方、是非ご参加ください
講師
コスメスクリプトコンサルティング 代表 岡本 亨 氏
講師紹介
1985年株式会社資生堂入社。メーキャップ製品の開発に携わる。1990年より乳化、可溶化技術の研究開発ならびにスキンケア製品の開発に従事し、エマルションの形態制御に関する研究、基剤塗布膜の研究、経皮吸収に関する研究などに取り組む。
2025年 同社退社の後、コスメスクリプトコンサルティングを開業、技術コンサルタントとして活動をはじめる。
主な受賞歴に日本化粧品技術者会優秀論文賞(2007年)、日本油化学会オレオサイエンス賞(2008年)、日本薬剤学会製剤の達人:The Master of Pharmaceutical Technology(2013年)、油脂工業会館油脂技術論文優秀賞(2017年)など。
著書に「香粧品製造学・技術と実際」(Fragrance Journal 編集部編)など。
■専門・得意分野
コロイドおよび界面化学
化粧品製剤学
経皮吸収
<その他関連セミナー>
粉体・粒子・分散・乳化・スラリー 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年1月27日(火) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
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セミナーポイント
化・可溶化技術は、化粧品、食品、医薬品、化学工業など多岐にわたる分野で不可欠な基盤技術です。油と水といった本来混ざり合わない成分を均一に分散させるこの技術には、多くの解説書がある一方で、実際の製剤設計では「うまく乳化できない」「時間とともに分離してしまう」といった課題に直面することも少なくありません。
本講義では、乳化や可溶化の基本原理を支える界面コロイド化学の理論的な背景をわかりやすく解説しながら、安定性の高い分散系を設計するための実践的な考え方をご紹介します。さらに、近年注目されている分子集合体(ベシクルやαゲルなど)を活用したエマルションやピッカリングエマルション、ナノエマルションの粒径制御技術といった最新の技術動向にも触れ、現場での応用可能性についてもご紹介します。
■受講対象
乳化・可溶化製剤の研究・設計・開発・製造に従事されている方もしくはその予定の方。
初学者の方にも理解いただけるようにお話しします
■受講後、習得できること
乳化、可溶化を理解するための界面コロイド化学
実際の事例にもとづいた可溶化、乳化技術の理解
可溶化、乳化に関するトラブルとその解決方法
セミナー内容
1 乳化・可溶化を理解する
1.1 乳化・可溶化とは
1.1.1 相図から理解する(ミセル、マイクロエマルション、エマルション)
1.1.2 粒子の大きさから理解する
1.1.3 乳化・可溶化の設計のポイント(作り方と安定性)
1.2 界面活性剤を知る
1.2.1 界面活性剤の種類と特徴
1.2.2 界面活性とミセル形成
1.2.3 クラフト点
1.2.4 曇点
1.2.5 HLB
1.2.6 自己組織体の形成
1.2.7 臨界充填パラメーター
1.3 乳化を理解するための相図の基礎
1.3.1 相図の基本を理解する
1.3.2 2成分系の相図
1.3.3 3成分系の相図
1.3.4 相図で乳化プロセスを分析
1.4 安定なエマルションをつくるには
1.4.1 エマルションの破壊はどのように進むのか
1.4.2 クリーミング
1.4.3 凝集
1.4.4 合一
1.4.5 オストワルドライプニング
1.5 エマルションを上手くつくるには
1.5.1 調製方法によって出来栄えは大きく異なる
1.5.2 微細なエマルションを調製するための考え方
1.5.3 転相乳化法
1.5.4 D相乳化法
1.5.5 PIT温度乳化法
1.6 つくりやすさと安定性の両立
1.6.1 α-ゲルを活用したエマルション
1.6.2 アミノ酸ゲル乳化法
1.6.3 液晶を利用したエマルションの調製
1.6.4 有機変性粘土鉱物を用いたW/Oエマルション
2 最新の乳化・可溶化技術
2.1 ポリエーテル変性シリコーンによる化粧水
2.2 α‐ゲルを活用したエマルション
2.2.1 α-ゲルの生成と物性
2.2.2 保湿作用にすぐれたクリーム
2.3 ピッカリングエマルション
2.3.1 無機粉末を用いたエマルション
2.3.2 ソフトマターを用いたエマルション
2.4 液晶を用いた高内水相W/Oエマルション
2.5 ナノエマルション
2.5.1 分散法によるナノエマルション
2.5.2 凝集法によるナノエマルション
2.6 巨大エマルション
3 エマルションの評価方法
3.1 エマルションの物性評価方法
3.2 エマルションの構造解析
3.3 エマルションの経時安定性の評価
4.Q&A
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セミナーコード:AD2601C8


