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★メタサーフェス・メタレンズにおける光の変調原理やその制御、設計・作製手法を把握!
★メタレンズの様々な応用や、フラットオプティクス実現に向けた振幅変調素子・位相子・偏光子及びその複合機能素子への展開についても言及します!
講師
宇都宮大学 客員教授
東京大学 名誉教授 工学博士 志村 努 氏
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年1月27日(火) 12:30-16:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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セミナーポイント
昨今、メタレンズが大いに注目を集めている。メタレンズは光の波長よりも小さな構造物(メタアトム)が2次元的に配列されてレンズの機能を発現する光学素子であり、光学系の小型化、薄型化を実現する素子として期待されている。
メタアトムの2次元配列は一般にメタサーフェスと呼ばれ、レンズ機能だけでなく、光波の振幅、位相、偏光、分散等を様々に変調する機能を持つ素子の実現が期待されている。メタサーフェスでは、このような機能発現が光の一波長程度の厚さの2次元構造で実現されるため、フラットオプティクス(平面光学素子)という概念も登場し、光学系の超小型化へのキーデバイスとしても期待が高まっている。
本セミナーでは、メタサーフェス・メタレンズでの光の変調の原理を理解し、現時点での素子設計の考え方を身に着けていただく。また、様々なメタレンズの応用について述べる。さらにメタレンズのみならず、メタ位相子やメタ偏光子等のフラットオプティクスでの実現可能性に関して解説し、特に振幅、位相、偏光の2要素以上の同時変調素子の可能性についても述べる。
○受講対象:
メタレンズ、メタサーフェス、フラットオプティクスという名前は耳にするが、どういうものだかよくわからない方
メタサーフェスを用いた光学素子の設計を始めたいとお考えの方
メタサーフェスを組み込んだ光学システムの可能性を探りたい方
フラットオプティクスの実現可能性、限界などに関して知見を広めたい方
○受講後、習得できること:
メタサーフェス・メタレンズとは何であるか、フラットオプティクスとは何であるか、の理解
メタサーフェス・メタレンズによって光がどのように変調されるか、の理解
メタサーフェス・メタレンズでできること、できないこと、の理解
フラットオプティクスの可能性に関する基礎的知識の習得
セミナー内容
1. フラットオプティクスの概念
1) バルクオプティクスとフラットオプティクス
2) 光波の要素と変調
3) 回折光学素子とフラットオプティクスの違い
2. メタサーフェスの構造・種類
1) 通常の光学材料
2) メタマテリアル
3) メタサーフェス
4) メタアトム
a) 金属メタアトム
b) 誘電体メタアトム
3. メタサーフェスによる光の変調のしくみ・挙動
1) 電気双極子モデル
2) 実効屈折率モデル
3) 導波路モデル
4) ミー散乱
5) メタアトム間のカップリング
4. メタアトムによる変調機能の制御
1) 位相の変調
2) 偏光の変調
3) 強度の変調
4) 波長依存性
5. メタサーフェス・メタレンズの設計・作製手法
1) 電磁界解析アルゴリズム
a) RCWA
b) FDTD
c) FEM
2) 設計手順
a) 格子の決定
b) 変調量テーブルの作成
c) 配列化
d) 最適化
3) メタサーフェス・メタレンズの各作製手法と特徴など
a) 電子ビームリソグラフィー
b) 光リソグラフィー
c) ナノインプリンティング
6. メタレンズ・メタホログラム等の基礎と応用
1) メタレンズの原理
2) メタサーフェスによる光線の屈折
a) 一般化された屈折の法則
b) メタレンズの光学設計のポイント
3) 正弦条件
4) 色消しメタレンズ
5) 大口径メタレンズ
6) メタホログラム
a) ディスプレイホログラフィー
b) ホログラフィック光学素子
7) 赤外用メタレンズ
8) 結像用メタレンズ
9) 集光用メタレンズ
7. フラットオプティクス素子の可能性
1) メタ位相子
a) 1/2波長板
b) 1/4波長板
2) メタ偏光子
3) メタ振幅変調素子
4) 複合機能素子
a) 位相と偏光の同時変調
b) 振幅と位相の同時変調
<質疑応答>
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セミナーコード:AD2601N0