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製造プロセスDX セミナー:2026年1月26日オンライン講座(見逃し配信有)

製造プロセスにおけるDX

を成功させるための基礎知識と戦略的アプローチ
~ 製造DXを理解するためのシステム構成要素とフレームワーク ~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


★製造DXをどこから始めて良いかわからない、DXにかかわる要素やコンテンツが多すぎて何が違うか・どれを選べば良いかわからない、コストが高額なためDXを躊躇している、導入したが期待した効果が得られていない、etc・・・数々の疑問を解消できます。
★今後のトレンドとして、生成AIの導入方法とポイントにも言及します。

講師

エスエスエイ合同会社 代表社員 デジタルコンサルタント  澤近 房雄 氏

講師プロフィール(クリック・タップして展開ください)

*ご略歴:
 米国の大手産業用制御機器メーカー、ロックウェルオートメーションにてキャリアを開始、システムズエンジニアとして国内外の顧客向けに自動制御システムを構築、アプリケーションエンジニアとして大手顧客向け制御の標準化、プロダクトマネージャーとして新製品の市場投入、事業開発担当として他社との提携など、様々な役職で業務を行う。最初の転職を機にゼネラルマネージャーにキャリア転向、GEの産業オートメーション部門など大手外資系メーカー3社で国内の代表を務め、組織改編、事業再生などの活動をリード。
 その後、コンサルタントへとキャリア転向、アクセンチュアに移籍してマネジングディレクターとして製造業のDXを支援する新規事業の国内立ち上げ。直近ではグーグルのクラウド事業で製造業向けのクラウドサービス適用を推進するディレクター職として活動。
 2024年1月にエスエスエイ合同会社を設立して独立、製造業向けのデジタルコンサルティングサービスを提供、現在に至る。
 米国インディアナ州立パデュー大学 修了[MBA 経営管理修士]
 慶應義塾大学 理工学部 管理工学科 卒業[ソフトウェア工学]

*ご専門および得意な分野・研究:
 ・35年以上、一貫して製造領域でのデジタル技術の応用にたずさわり、製造プロセスにおける生産性向上ソリューションを提供、国内外のプロジェクトに参画。
 ・支援実績のある産業:自動車、産業機械、タイヤ/電気・電子機器、半導体、航空宇宙/一般消費財、食品・飲料、医薬品/鉄鋼・金属/石油化学、素材化学/紙・パルプ/建物・施設管理(空調、照明、BEMS)/公共事業・ユーティリティ(自動検針)/スマートシティ(スマート街路照明)など
 ・対象とするシステム領域:インダストリアル IoT(IIoT)/製造実行システム(MES)/監視制御システム(SCADA)/産業オートメーション・制御システム(PLC / CNC / DCS)/設備資産管理(APM)/エネルギー管理システム(EMS)/スマート・コネクテッド・プロダクトなど

*本テーマ関連のご活動:
 計測自動制御学会・会員/元日本電気制御機器工業会(NECA)・技術専門委員/元製造科学技術センター(MSTC)FAオープン協議会・専門委員/元日本OPC協議会・幹事/元ODVA日本協議会・幹事など

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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2026年1月28日(水) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


お申込みはこちらから
オンライン受講/見逃視聴なし

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配布資料・講師への質問など

●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)

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  • ⇒よくある事例として「弊社ドメイン(johokiko.co.jp)のメールがスパム扱いとなっている」「メールアドレスのご記載ミス」などがございます。お申込み後にフォームへご記載いただいたメールアドレスへ自動返信メールを送信しますので、こちらのメールが受信できない場合、弊社からのZoom入室URLや配布資料のご案内メールもお届けすることができなくなってしまいます。予め受信できる設定にお願いいたします。
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    音声が聞こえない場合の対処例

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    対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
    (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

    申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。(クリックして展開)

  • 見逃し視聴ありでお申込みされた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

     国内製造業は、就労人口の減少と採用難、グローバルな競争の激化、戦争などによるサプライチェーンの再編、自国産業保護のための極端な関税政策など、かつてないほどの大きな課題に直面しています。この社会的、経済的な課題を解決するために、製造プロセスにおいてもデジタル技術を活用して競争力を強化することを目指し、デジタルトランスフォーメーション(DX)が求められています。
     ところが製造プロセスでDXを実現するためには、どうすればよいのか具体的な施策として実行できなかったり、ベンダーの提案が高額なため投資を断念したり、新規に自動化設備を導入したものの効果が不明であったり、さまざまな理由によって期待通りの成果が出せずに悩まれている方が少なからず見受けられます。
     本セミナーでは、ベンダーに依存しない独立系のコンサルタントという立場から、製造プロセスにおけるDXを成功させるための戦略的なアプローチについて解説します。また、そのアプローチを実行するために必要なシステムについての知識を、ISA95の階層モデルなどのフレームワークを活用して構造的に整理します。DXを実現するための施策の特徴と注意点を、より俯瞰的な視点から明らかにしていきます。

    ○受講対象:
     本セミナーは、主に工場経営者(社長、工場長など)または工場経営にかかわる技術部門(生産管理部、生産技術部、品質管理部など)に所属する管理職やリーダーの方を対象としています。特に以下のような、DXを実現する上での課題を感じられている方、戦略的なアプローチを模索されている方の受講をお勧めします。

     ・DXに取り組みたいが、何から始めてよいかわからない。
     ・DXのための投資を行ったが期待通りの成果が出ていない。
     ・ベンダーや商社に勧められるがままDX施策を決めている。
     ・産業ロボットを導入したが、省人化できていない。
     ・とにかく予算がない。既存の設備やシステムを活かしてなんとかしたい。
     ・DXを検討したが、高額な投資が必要となって断念した。
     ・小さなテーマで手軽に始めたいが、効果があるのか不明。
     ・外部のシステムインテグレータに委託したいが、活況で多忙のため見積に応じてくれない。外部に頼らず、自分たちでDXができないか?
     ・DXに加え、スマートファクトリー、デジタルツイン、IoTなど様々な用語が氾濫していて、混乱気味である。整理して理解してから検討したい。など

     本セミナーの内容を理解するためには、基本的なコンピュータの知識が必要となります。具体的には、Eメールの送受信やファイル共有など、ネットワークに接続されたパソコンの基本的な操作がわかり、そのしくみを理解されていることが前提となります。

    ○受講後、習得できること:
     受講後には、製造プロセスにおけるDXを実現するための戦略的なアプローチと実装すべきシステムについての知識が構造的に整理されて身につきます。
     様々なベンダーから提供される製品やソリューションについて、システム構成要素としての機能的な役割、競合・補完関係が構造的に理解することで、ベンダー選定が効果的にできるようになります。
     DXを実現するための施策、各々の特徴が、より俯瞰的な視点から明らかになり、具体的な施策に優先順位をつけて戦略的に実行できるようになります。

    セミナー内容


    1 はじめに
     1.1 エスエスエイ合同会社と講師の紹介
     1.2 課題提起と本日のテーマ
      1.2.1 製造プロセスにおけるDX普及の課題
      1.2.2 ベンダー主導のDX価値訴求におけるコミュニケーション
      1.2.3 DXの構造的な理解とユーザの自主性の担保

    2 製造業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)
     2.1 デジタルトランスフォーメーション (DX)とは何か?
     2.2 製造業におけるDX、2つの取り組み
     2.3 工場の現場でなぜDXが必要なのか
     2.4 DXの取り組みがなぜ上手くいかないのか
     2.5 DXを成功させる戦略的アプローチ
     2.6 製造業におけるDXが目指すべき目標
      2.6.1 インダストリー4.0とソサエティ5.0
      2.6.2 サプライチェーンとエンジニアリングチェーン

    3 4つの階層で理解する自動化への施策
     3.1 製造業におけるDXが目指す自動化
      3.1.1 スマートファクトリーとは
     3.2 ISA95階層モデル
      3.2.1 スマートファクトリーを実現するしくみ
     3.3 自動化のための各階層の役割
      3.3.1 レベル4 ERP/生産管理システム
      3.3.2 レベル3 製造実行システム(MES)
      3.3.3 レベル2 監視制御システム(SCADA)
      3.3.4 レベル1 制御システム
     3.4 自動化を進めるうえで留意すべきシステム化の2つのポイント

    4 IoTで効果をあげるために理解すべき3つの機能
     4.1 IoTとは
      4.1.1 インダストリアル IoT(IIoT)
     4.2 製造システムにおける SoR / SoI / SoE の分類
     4.3 製造 IoT における情報(データ)
     4.4 製造プロセス向け IoT システムの機能構成
     4.5 データの収集
      4.5.1 IoTゲートウェイの機能
      4.5.2 データソースとの接続とOPC役割
     4.6 データの保管
      4.6.1 データの種類に応じたデータベース機能の選択
      4.6.2 データ基盤(プラットフォーム)によるデータの民主化
      4.6.3 デジタルツインの構成
     4.7 データの活用
      4.7.1 リアルタイムデータと可視化
      4.7.2 ヒストリカルデータとAI・機械学習
     4.8 IoT3つの機能の検討方法
     4.9 IoTで失敗しないために

    5 製造プロセスのDXで効果を得るために理解しておくべき2つの施策
     5.1 製造プロセスでのDXを実現する“2つの具体的な施策”とは?
     5.2 SoR と SoI、SoE の特性を理解する
     5.3 自動化か?最適化か?
     5.4 垂直型ソリューションか?水平型ソリューションか?
     5.5 自分たちで実行するか?外部委託して実行するか?

    6 今後のトレンド:生成AIの製造業務における活用
     6.1 AIとは何か?
      6.1.1 時代とともに変遷する定義
      6.1.2 生成AIの仕組み
     6.2 生成AIの最新トレンド
      6.2.1 生成AIが進化する方向とは
      6.2.2 AIエージェント
     6.3 生成AIと 製造DX
      6.3.1 生成AIの具体的な適用領域
       1) ルーチン業務の自動化と少人数運転
       2) ノウハウの集約と活用
       3) オープンループ制御とクローズループ制御など
      6.3.2 生成AIの導入方法とポイント
       1) チャットからワークフローへ
       2) 生成AIを生かす組織文化
      6.3.3 プロフェッショナルからAIアーキテクトへ

    7 Q&A/ディスカッション


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    セミナーコード:AD2601N1

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