……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
★POPsはどのように提案され、どのように決まっていくのか、公式発表では分からないPOPRC21の議論の過程をお話しします。
講師
静岡大学 理事/副学長 農学博士金原 和秀 氏
講師紹介
■主経歴等
昭和63年 7月 イリノイ大学シカゴ校微生物学免疫学学科 博士研究員
平成 2年 4月 長岡技術科学大学生物系 助手
平成 7年 4月 財団法人鉄道総合技術研究所 主任研究員
平成 7年10月 東京工業大学大学院総合理工学研究科 客員助教授
            (兼務、平成16年3月まで)
平成10年10月 財団法人鉄道総合技術研究所 生物工学研究室 室長
平成15年 4月 財団法人鉄道総合技術研究所担当部長研究開発推進部
            (兼務、平成16年3月まで)
平成16年 4月 岡山大学資源生物科学研究所 助教授
平成22年 4月 静岡大学工学部 教授
令和 3年 4月 静岡大学副学長(評価・浜松キャンパス総合調整担当、令和6年3月まで)
令和 6年 4月 静岡大学学長特別補佐
令和 7年 4月 静岡大学理事/副学長
■専門および得意な分野・研究等
塩素化芳香族化合物の微生物分解
物理化学的処理法と生物処理法を組み合わせたPCB実用処理システムの開発
資源作物を用いた効率的メタン発酵システムの開発
■本テーマ関連の国際会議及び専門学協会等での委員会活動等
POPRC委員(2020年から2027年まで)
化学物質審議会臨時委員(2015年から2024年まで)
<その他関連セミナー>
化学物質法規制 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年2月20日(金) 13:00-15:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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セミナーポイント
■講座のポイント
 ストックホルム条約は、残留性有機汚染物質の廃絶、制限、非意図的生成を規定する条約です。残留性有機汚染物質検討委員会(POPRC)は条約に規定する物質の審査を行う検討委員会であり、毎年開催されます。2025年9月に開催された第21回の会合では、ポリ臭素化ジベンゾ-p-ジオキシン及びジベンゾフラン並びにポリ臭素化塩素化ジベンゾ-p-ジオキシン及びジベンゾフランの附属書Eの提案が討議され、合意に至ることができなかったため、最終的には採択をPOPRC22に持ち越す決議案が採択されました。また、附属書A第十三部第2項に準じた中鎖塩素化パラフィン及び附属書A第十三部第12項に準じた中鎖塩素化パラフィンの個別の適用除外に関する検討、使用中もしくは廃棄物に含まれるPOPsの識別法などが検討され、今後も議論が続けられます。廃絶対象となると、産業活動に大きな影響を与えるため、今回の議論でも、中鎖塩素化パラフィンの個別の適用除外、LC-PFCA、その塩及び関連物質並びにPFOA、その塩及びPFOA関連物質並びにPFHxS、その塩及びPFHxS関連物質に該当する物質の例示リストに関しては、各国の議論が白熱しました。決定事項は批准している186ヶ国が守ることになり、国際ビジネスに大きく影響します。議論の過程と今後の展開を知ることは、企業の国際戦略にとって重要です。
 本セミナーでは、3条約締約国会議(COPs)で世界各国から選出された31人のPOPRCメンバーの一人である講師が、POPRCの議論の実際と、今後の展開をお話しします。
■受講後、習得できること
・ストックホルム条約と化学物質の国際的規制に関して理解する。
・どのように化学物質の規制が決まるのかを理解し、現在使用している物質がPOPsと規定された場合、どのように対処していくのかを理解する。
・化学物質の国際的規制が、企業活動にとってどのような影響を及ぼすのか、それを低減することが可能なのか?その可能性を理解する。
セミナー内容
■講演プログラム
1.化学物質の管理について
2.ストックホルム条約(POPs条約)とは
 2.1 何を規定しているのか
 2.2 3条約締約国会議(COPs)の役割
3.残留性有機汚染物質検討委員会(POPRC)の役割
4.POPsはどのように提案されるのか?
5.POPRCでの審議はどのように進められるのか?
 5.1 審議の流れ
 5.2 代替物質・適用除外の考え方
6.POPRC21の議論内容
 6.1 ポリハロゲン化ジベンゾ-p-ジオキシン及びジベンゾフランの附属書E提案の議論
 6.2 在庫、使用中の製品及び成形品並びに廃棄物中のPOPsの識別法に関する議論
 6.3 中鎖塩素化パラフィンの個別の適用除外、LC-PFCA等の例示リストに関する議論
7.今後の展開
(質疑応答)
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セミナーコード:AD2602N3


