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セミナー:冷却技術(空冷/水冷/液浸冷却など)の基礎・熱設計|2025年12月

次世代型データセンターのサーマルマネジメントに必要な冷却技術の基礎

~液冷設計手法の詳細、および二相液浸冷却などの最新開発動向~

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★発熱密度に応じた冷却設計手法の選定、熱設計の方法、データセンターにおける二相液浸冷却技術の最新動向など、今必要な冷却技術を包括的に解説!

講師

山口東京理科大学 工学部 機械工学科 教授 博士(工学)結城 和久 氏

講師プロフィール(クリック・タップして展開ください)

■経歴
平成10年3月 九州大学大学院総合理工学研究科エネルギー変換工学専攻 博士後期課程修了
平成10年4月 東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻 助手
平成15年1月 同上 講師
平成21年4月 山口東京理科大学工学部機械工学科 講師
平成23年4月 山口東京理科大学工学部機械工学科 准教授
平成27年5月 同上 教授 現在に至る
<現在>
・一般社団法人日本液浸コンソーシアム 代表理事
・日本伝熱学会中国四国支部 支部長
・中四国熱科学工学研究会 理事長
・PCTFE(Pacific Center of Thermal-Fluids Engineering) Vice-President
・ISTP(International Symposium on Transport Phenomena) Coordinator
・社団法人日本機械学会研究分科会「日本の電子実装産業の復活を目指す,電子実装の信頼性と熱制御に関する研究分科会」委員

■専門および得意な分野・研究
熱工学、流体工学、電子機器実装、エネルギー工学

■本テーマ関連学協会での活動
・一般社団法人日本液浸コンソーシアム 代表理事
・社団法人日本機械学会研究分科会「日本の電子実装産業の復活を目指す,電子実装の信頼性と熱制御に関する研究分科会」委員

<その他関連セミナー>
電子部品・センサ・エレクトロニクス 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年12月22日(月) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
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●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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    セミナーポイント

    ■講座のポイント
    本講演では、データセンターのサーマルマネジメントにおいて導入される空冷・水冷・液浸冷却技術における冷却能力差について理解を深め、発熱密度に応じた冷却技術導入の考え方について学びます。その後、伝熱相関式を用いた冷却面温度の予測方法(強制水冷および単相・二相液浸冷却)について例題を使用しながら学びます。最後に、高発熱密度電子機器の熱設計で無視できない接触熱抵抗やヒートスプレッダの考え方、また最新のデータセンター用冷却技術動向(日本液浸コンソーシアム)について紹介します。

    ■受講後、習得できること
    ・CPU/GPUの発熱密度に応じた冷却設計手法の選定
    ・水冷(強制水冷)における熱設計方法
    ・単相・二相液浸冷却における熱設計方法
    ・データセンターにおける二相液浸冷却技術の最新動向
    ・その他、電子機器実装における熱的課題について

    ■受講対象
    ・電子機器の熱設計についてこれまで学んだことがない方
    ・近年のデータセンターの冷却動向について知りたい方
    ・電子機器の熱設計手法について具体的に学びたい方
    ・データセンター冷却に関して受託研究や共同研究を希望される方

    ■講演中のキーワード
    ・データセンター
    ・サーマルマネジメント
    ・冷却
    ・水冷
    ・液浸冷却
    ・熱設計

    セミナー内容

    1.はじめに
     1-1.AIデータセンターの消費電力増大
     1-2.AIデータセンターの冷却問題

    2.空冷/水冷/浸漬冷却の性能差と次世代データセンターの冷却
     2-1.空冷性能
     2-2.水冷性能
     2-3.二相液浸冷却性能
     2-4.次世代型データセンター冷却の考え方

    3.水冷技術における熱設計手法
     3-1.伝熱の3形態とは
     3-2.水冷の熱設計手法

    4.単相・二相液浸冷却技術における熱設計手法
     4-1.液浸冷却とは
     4-2.単相液浸冷却の考え方(油浸など)
     4-3.二相液浸冷却の考え方
     4-4.二相液浸冷却の最新技術
     4-5.液浸技術の課題
     4-6.最新動向(日本液浸コンソーシアムについて)

    5.電子機器実装におけるその他の熱的課題
     5-1.接触熱抵抗について
     5-2.ヒートスプレッダについて

    6.おわりに

    <終了後、質疑応答>


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    セミナーコード:AG251249

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