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リチウム資源の安定確保に向け、塩湖・使用済電池からの採取・回収技術と電気透析の最新動向を解説。
講師
弘前大学
リチウム資源総合研究機構 副機構長
リチウムコア技術開発センター センター長
大学院理工学研究科 教授 博士(工学) 佐々木 一哉 氏
【略歴】
株式会社村田製作所にて機能性セラミックス粉末製造技術の開発に従事
田中貴金属工業株式会社にて、白金族の粉末および機能性ペーストの開発に従事した後、マーケティングおよび経営企画に従事。
東京大学大学院工学系研究科にて特任助教、特任准教授。
東海大学工学部にて准教授。
弘前大学大学院にて教授。2023年7月にリチウム資源総合研究機構を設立し副機構長に就任、2024年7月にリチウムコア技術開発センターを設立しセンター長就任。2025年7月にリチウムコア技術開発センターを設立しセンター長就任。
リキューブ株式会社(日本)・Licube Inc(米国)を創業。2024年11月・12月に日米に2つのディープテックスタートアップを設立。代表取締役CEO兼CTO。
【専門】
物質工学/電気化学/エネルギー工学
固体酸化物燃料電池用電極材料、超臨界圧軽水冷却減速炉用断熱材料、核融合炉用トリチウム増殖材料、6Li同位体濃縮技術、Li資源採取・回収技術、等を研究
【本テーマ関連学協会での活動】
電気化学会東北支部幹事
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年1月22日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
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セミナーポイント
■はじめに
脱炭素社会実現に向け、急速に普及が進む電気自動車や今後大幅な導入が予測される定置用のリチウムイオン電池用として、リチウム資源の市場が急拡大を続けると予測される。GX実現の為の将来の基幹エネルギー供給を期待される核融合発電でも、燃料としてリチウム資源が使われ始めるであろう。欧州電池規則は資源リサイクルを義務化するため、使用済みリチウムイオン電池などからの資源回収が義務付けられた。米国は資源確保のためにDOE等の大型補助金が投入されている。日本でも、特定重要物資・重要資源に指定された。つまり、リチウム資源権益獲得と経済的かつ低環境負荷な採取/回収技術の開発は、国家の資源戦略上重要である。
本セミナーでは、これらの状況や現在のリチウム資源採取技術を整理した後、研究が進む採取/回収技術を紹介する。最も有望な技術の一つである電気透析については、講師の研究を中心に詳しく紹介する。
■想定される主な受講対象者
リチウムサプライチェーン創成・参画に興味ある企業等の、技術者・研究者、マーケティング担当者
■本セミナーに参加して修得できること
・リチウム資源を取り巻く状況の把握
・現在の工業的なリチウム採取技術の概要
・リチウム資源採取/回収の為に開発が進む新たな技術の概要
・電気透析による最新の採取回収技術(基礎と現状の性能)
・リチウム資源サプライチェーン創成への見通し
セミナー内容
1.リチウム資源の用途と市場
1)リチウムイオン電池
2)核融合
2.リチウム資源供給の現状と課題
3.世界のリチウム資源に関する政策
1)資源消費国の政策
2)資源資産国の政策
4.天然リチウム採取技術
1)塩湖かん水からの採取
2)鉱石からの採取
3)DLE技術
5.リチウムリサイクル技術
1)リサイクル工程
2)代表的リサイクル技術
3)現状と課題
6.リチウム回収のための電気透析技術
1)電気透析によるリチウム回収の機構と特徴
2)リチウム電気透析の性能
a)リチウム化合物の純度
b)エネルギー効率
c)回収速度
3)電気透析Li回収の熱力学
4)熱力学と理論的エネルギー効率
7.高速リチウム回収のための2電源3電極式電気透析技術
1)セル構造と運転方法
2)反応
3)回収速度
4)エネルギー効率とコスト
8.リチウムサプライチェーン構想
9.まとめ
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セミナーコード:AG260192


