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プラスチック添加剤の使い方・設計 セミナー:2026年3月26日オンライン講座

プラスチック添加剤の
使い方・配合設計のポイント

~機能・性能発現のための基礎知識・分析法やブリードアウト他不良対策~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講


★プラスチックの機能が引き出せない・または劣化変色やブリードアウト問題などの不具合で困っている方々に!

講師

 山形大学 グリーンマテリアル成形加工研究センター 産学連携教授 博士(理学) 小林 豊 氏

講師プロフィール(クリック・タップして展開ください)

*ご略歴:
 1985年 出光興産入社 ポリプロピレン系ポリマーブレンドの開発に従事
 2021年 同社を定年退職
 同年 山形大学 産学連携教授 海洋分解性高分子の開発に従事

*ご専門および得意な分野・研究:
 自動車用途向けのポリプロピレン系ポリマーブレンド
 海洋分解性高分子のポリマーブレンド
 射出成形

*本テーマ関連のご活動:
 Society of Plastics Engineers 日本支部 理事
 小林豊,伊藤浩志:廃棄物の環境対策に関するポリプロピレンの構造と物性,プラスチック成形加工学会誌「成形加工」 7月号,第37巻,274-277,(2025)
 小林豊, 伊藤浩志, プラスチック用添加剤の作用機構, 塗装工学, 57 (10), 364-370 (2022)

<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2026年3月26日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
 ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
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    セミナーポイント

     プラスチック材料には大量の添加剤が使われています。しかし、何の添加剤が使われているのか、またその配合内容は開示されていません。よって、プラスチック材料・製品の開発・加工に携わる方は、その機能を発揮させるため・また不具合対策のため、添加剤の特徴や、高分子と添加剤との関係性を十分に理解し設計することが求められます。
     本セミナーでは、一般的に使われているプラスチック材料・添加剤とその物理化学について説明します。その上で、添加剤が関係する不具合とその分析方法、対策について、事例を交え解説します。

    ○受講対象:
     プラスチック成形加工、製品開発などに直接携わっている方、プラスチックの劣化変色問題やブリードアウト問題などで現実に困っている方

    ○受講後、習得できること:
     ・プラスチックに使われている添加剤の基礎知識
     ・添加剤が関係する不具合への対応ができるようになる

    セミナー内容


    1. 一般に使われているプラスチック材料の特徴と添加剤との関わり
     1.1 基礎物性の説明
     1.2 成形加工性とレオロジー特性
     1.3 劣化と耐久性

    2. 添加剤各論~様々な添加剤の特徴および留意すべきこと~
     2.1 酸化防止剤
     2.2 光安定剤
     2.3 中和剤
     2.4 分散剤
     2.5 アンチブロッキング剤
     2.6 滑剤、スリップ剤
     2.7 アンチフォギング剤 防曇剤 超親水コート
     2.8 帯電防止剤
     2.9 抗菌剤
     2.10 難燃剤
     2.11 化学発泡剤
     2.12 架橋剤、分解剤
     2.13 色材
     2.14 蛍光増白剤
     2.15 フィラー強化材、カップリング剤
     2.16 造核剤

    3. 添加剤の分析方法
     3.1 前処理
     3.2 定性分析
     3.3 定量分析

    4. 高分子と添加剤の物理と化学
     4.1 劣化における化学変化:分子鎖の切断と酸化
     4.2 劣化における高分子と添加剤との関係
     4.3 ポリマーの化学構造 極性について
     4.4 ポリマーの相転移と緩和
     4.5 溶解度と拡散
     4.6 色の見え方 特に粒径と光の方向

    5. 添加剤使用・配合における応用
     5.1 添加剤と添加剤の相互作用(拮抗作用)
     5.2 ブリードアウト不良
      5.2.1 ブリードアウト不良と添加剤
      5.2.2.ブリードアウト不良と環境因子
      5.2.3 ブリードアウト不良と成形因子
      5.2.4 ブリードアウト不良の対策
     5.3 その他のトラブル事例と対策

      <質疑応答>


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    セミナーコード:AG2603N5

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