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医薬品・医療機器×FDA査察実践対応セミナー2025【講師:村山浩一 氏】

医薬品・医療機器におけるFDA査察対応準備の心構えと実践事例
~FDA査察対応計画書やForm483への回答書サンプル等、受講特典付~
<Zoomによるオンラインセミナー・見逃し配信あり>

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


☆米国FDA査察における‘絶対におさえるべきポイント’に始まり、
 ‘見落としがちなポイント’に至るまで、実務に即した形で徹底網羅・解説いたします!
☆講師の豊富な経験・実績に基づき、貴社をより良い査察対応へと導きます!

講師

株式会社イーコンプライアンス
代表取締役
村山 浩一 氏


講師紹介

■経歴
1986年4月 日本ディジタルイクイップメント株式会社(日本DEC) ソフトウェアサービス部 入社
 ・GCP管理システム、症例データ管理システム企画・開発担当(現ClinicalWorks/GCP/CDM)
 ・改正GCP(J-GCP)に対応した標準業務手順書作成コンサルティング
 ・製薬業界におけるドキュメント管理システム導入コンサルティング
1999年1月 日本ディジタルイクイップメント株式会社 退社
1999年2月 日本アイ・ビー・エム株式会社 コンサルティング事業部 入社
 ・NYのTWG(The Wilkerson Group)で製薬業界に特化したコンサルタントとして研修
 ・製薬企業におけるプロセス リエンジニアリング担当
 ・Computerized System Validation(CSV)、21 CFR Part11 コンサルティング
2001年7月 IBM認定主幹コンサルタント
 ・アイビーエム・ビジネスコンサルティングサービス株式会社へ出向
  マネージング・コンサルタント
2004年7月 日本アイ・ビー・エム株式会社 退社
2004年8月 株式会社イーコンプライアンス設立
現在に至る

■専門および得意な分野・研究
・日米欧の医療機器規制
 日本:QMS省令、GVP省令
 米国:21 CFR 820 QSR(QMSR)、801、803、806
 欧州:MDR、IVDR
・日米欧の医薬品規制
 日本:GCP、GMP、GVP、GQP、GPSP
 米国:cGMP
 欧州:PIC/S GMP
・Computerized System Validation
 GAMP 5、PIC/S GMP Annex 11、IEC 80002-2
 FDA CSAガイダンス、コンピュータ化システム適正管理ガイドライン
・ER/ES
 21 CFR Part 11、ER/ES指針

■本テーマ関連学協会での活動
・東京都医工連携HUB機構 医工連携セミナー
・滋賀医療機器工業会 令和3年度医療機器講習会
・臨床検査薬協会国際委員会

<その他関連セミナー>
医療機器/体外診断薬の薬事・製造 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年9月16日(火) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


お申込みはこちらから
オンライン受講/見逃視聴なし

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配布資料・講師への質問など

●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
 (土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)

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    申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。(クリックして展開)

  • 見逃し視聴ありでお申込みされた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ■講座のポイント
     米国に医薬品・医療機器を輸出している企業は輸出実績に関わりなく、FDA査察を受ける可能性があります。FDAはどのように査察対象の企業を選んでいるのでしょうか。FDA査察の通知が来た場合、一体どのような準備をすれば良いのでしょうか。また日本におけるFDA査察はどのように実施されるのでしょうか。
     本セミナーでは、FDA査察準備の方法、査察時の体制・留意事項、指摘への対応などを演者の長年の経験からエピソードやベストプラクティスを交えて分かりやすく解説します。また、来るべき査察時に使える「FDA査察対応計画書」、Form483への「回答書のサンプル」を電子ファイルにて配布いたします。

    ■受講後、習得できること
    ・FDA査察対応準備の具体的な方法と実践的なノウハウ
    ・査察本番での効果的な対応のコツと留意事項
    ・指摘を1つでも少なくするための事前準備と予防策
    ・FDA査察での指摘への適切な対応の仕方と回答書作成技術
    ・データインテグリティ対応と不正発見・防止の実践的手法

    ■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
    ・cGMP(Current Good Manufacturing Practice)
    ・Compliance Program
    ・QSR(Quality System Regulation)・QMSR(Quality Management System Regulation)
    ・QSIT(Quality System Inspection Technique)
    ・21 CFR Part 820 医療機器品質システム規則
    ・ICH Q10 医薬品品質システム
    ・ER/ES指針(電子記録・電子署名指針)
    ・PIC/S GMP ガイドライン

    ■講演中のキーワード
    ・FDA査察
    ・品質システム査察
    ・cGMP
    ・QSR
    ・QSIT

    セミナー内容

    1. なぜFDAは査察を実施するのか
     ・FDA査察の基本的事項
     ・FDAが査察を行う理由
     ・どんな企業がFDA査察官に安心感を与えるか
     ・コンプライアンス達成のための内部統制
     ・FDA査察の目的
     ・Compliance Programとは
     ・FDA査察の動向と課題
     ・Supply Chainのグローバル化とFDA査察

    2. FDA査察の種類
     ・FDA査察の種類
     ・PAI(Pre Approval Inspection)
     ・PAI(Pre Approval Inspection)1.製造施設の適合性
     ・PAI(Pre Approval Inspection)2.申請書の適合性
     ・臨床試験の査察(GCP査察)
     ・臨床試験の査察(GCP査察)定例的査察(Routine Inspection)
     ・臨床試験の査察(GCP査察)意図的査察(Directed Inspection)
     ・その他の査察
     ・定期査察サイト選択モデル(SSM)

    3. FDAの組織と査察
     ・FDAの組織
     ・CDER(Center for Drug Evaluation and Research)の組織
     ・ORA(Office of Regulatory Affairs)による査察国
     ・ORAによる査察(定期・特別)と措置
     ・FDA Investigatorのバックグラウンドと教育訓練

    4. FDA査察概要
     ・FDA査察の典型的スケジュール(定期査察)
     ・査察スケジュールについて
     ・査察開始に当たっての確認
     ・スケジュールに沿った具体的な留意点
     ・FDAの査察の傾向
     ・イベント管理 ~情報の連携~

    5. GMPにおけるシステム査察
     ・システム査察
     ・指摘事例:品質システム(Quality System)
     ・指摘事例:施設および設備管理システム(Facilities and Equipment system)
     ・指摘事例:原材料システム(Materials system)
     ・指摘事例:製造システム(Production system)
     ・指摘事例:包装および表示システム(Packing and Labeling system)
     ・指摘事例:試験室管理システム(Laboratory control system)
     ・サイトマスターファイル

    6. 医療機器における査察
     ・医療機器品質マネジメントシステム(QMS)規格の歴史
     ・Quality System (QS) Regulation:Current Good Manufacturing Practice for Medical Device品質システム規則:医療機器の製造に関する基準(医療機器GMP)
     ・Code of Federal Regulation (CFR) Title 21 Part 820
     ・21 CFR Part 820 QSR
     ・QSIT(Quality System Inspection Technique)とは
     ・FDAの査察対応 ~4つの領域~
     ・QSITガイドGuide to Inspection of Quality Systems

    7. 査察からW/Lまでのフロー
     ・FDA査察実施の事前通知(定期査察の場合)
     ・FDA査察実施の通知
     ・FDA査察官決定の通知とトラベル情報
     ・遵守していない場合のペナルティ
     ・Possible FDA Actions
     ・FDA査察の評価
     ・査察からWarning Letterまでのフロー
     ・NAI:No Action Indicated(措置指示無し)
     ・VAI:Voluntary Action Indicated(自主的措置指示)
     ・OAI:Official Action Indicated(強制措置指示)
     ・FDA Form-483 list of observations
     ・FDA Form 483
     ・FDA Form 483を受取ったら
     ・FDA Form 484とは
     ・査察終了後の対応
     ・FDA査察の指摘事項(FDA Form 483)への回答期限について
     ・Warning Letter
     ・Establishment Inspection Report(EIR)

    8. FDA査察対応の考え方と準備
     ・どのような準備をすべきか?
     ・従業員のすべきこと
     ・査察対応計画書の作成
     ・査察対応計画書の内容
     ・FDA査察の準備にあたって
     ・情報収集
     ・査察前準備
     ・模擬査察
     ・準備資料
     ・Q&Aの作成
     ・査察に必要な部屋の確保
     ・Document reviewを行う部屋のレイアウト図
     ・バックヤードの目的
     ・査察対応の役割と責任
     ・対応責任者
     ・統括・進行係
     ・回答者
     ・資料探索係
     ・記録係
     ・連絡係
     ・アドバイザー
     ・通訳
     ・送迎・おもてなし
     ・通訳
     ・監査報告書
     ・輸出品目とは限らない
     ・"15分ルール"
     ・査察妨害行為に関するガイダンス
     ・査察時
     ・宣誓供述書(Affidavit)
     ・査察の結果に影響を及ぼす要因
     ・査察は短期決戦、一発勝負
     ・査察対応時のポイント
     ・指摘への対応 ~対応者の心得~
     ・査察期間中の全般的留意事項
     ・査察官への説明
     ・資料の提供
     ・査察をいかに有利に進めるか(弱い点をいかにカバーするか)
     ・回答の仕方
     ・うまく回答できない原因
     ・回答に困るなどトラブルが発生した時の対応
     ・査察時に行ってはいけないこと
     ・べからず集
     ・従業員のしてはならないこと
     ・庶務的事項
     ・査察官との最初の接触

    9. 不正の手口と発見方法
     ・なぜ不正をするのか
     ・担保するべきは患者の安全性
     ・近年FDAはDIについて多くの問題を発見
     ・2016年1月11日 読売新聞
     ・データ不正とその代償
     ・シェリング・プラウ社のQCにおける不正とその代償
     ・なぜデータインテグリティが重要か?
     ・改ざんの定義とは
     ・データインテグリティと不正 - 新たに迫りくる危機か?
     ・これは誰のメール?(ライブドアの偽メール事件 2006年)
     ・電子化におけるリスクとは
     ・真正性・見読性・保存性とは
     ・ER/ES指針が求める真正性の3つの要件
     ・バックアップはなぜ真正性の要件か?
     ・監査証跡の重要性とは
     ・監査証跡を吹っ飛ばす行為には3種類ある
     ・紙が正か、電子が正か? ~よくある主張~
     ・タイプライター・イクスキューズ
     ・タイプライター・イクスキューズは、日本においても通用しない
     ・ハイブリッドシステムとは
     ・ハイブリッドシステムの問題点
     ・システムが適正にバリデートされれば、電子記録の信頼性は紙媒体よりも高い
     ・はたしてセキュリティや監査証跡機能を付ければ電子記録は信頼できるのか?
     ・電子記録のセキュリティによって不正から記録を守れば十分か?
     ・データインテグリティを脅かすリスクの例
     ・電子記録と紙記録ではどちらが重要か?
     ・意図した変更とは
     ・記録の訂正方法 ~なぜ面倒な訂正方法が求められるのか?~
     ・不正の手口と発見方法

    10. 内部監査と改善
     ・自己点検(Self Inspection)について
     ・PIC/S GMP Self Inspection(自己点検)
     ・FDA QSR820.22 品質監査
     ・監査の目的
     ・ISO-13485:20168 測定、分析および改善 8.2 監視および測定
     ・監査における2つの確認ISO-9000 適合性と妥当性~文書と記録~
     ・監査担当者の要件
     ・監査員の力量
     ・監査でみつけられた指摘事項はその扱いが難しい
     ・内部監査と是正処置
     ・CAPAにおけるFDA対応の留意事項
     ・CAPAとは?
     ・是正処置とは
     ・修正とは
     ・修正と是正処置の違い
     ・予防処置とは
     ・予防処置とはリスク管理のことである
     ・応急処置→修正処置→是正処置→予防処置
     ・是正処置がなく予防処置のみ発生する事例
     ・ボーイング787型機の運航再開
     ・是正処置の考え方と実施
     ・周知徹底、教育訓練は是正処置にはならない
     ・是正処置(再発防止)のためには、根本的原因の特定が重要
     ・不適合発生の原因 ~システムの運用がなされていないこと(不実行)~
     ・不適合発生の原因分析フロー
     ・根本的原因(Root Cause)を見極める

    11. 品質システムとは
     ・QM、QA、QCの関係
     ・品質システムとは
     ・ISO-9001:2015におけるPDCAサイクル
     ・品質管理システム(QMS)とは
     ・ICH Q10と品質システム
     ・医薬品品質システムの4要素(ICH-Q10)

    受講特典
     ・FDA査察対応計画書(電子ファイル)
     ・Form483への回答書サンプル(電子ファイル)


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