……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
★処方設計技術者の悩みどころでもある界面化学的考え方を、実際の処方設計にどのように活かすのかについて、“腑に落ちる”ように分かりやすく解説します。
講師
有限会社久光工房 チーフ エグゼクティブ アドバイザー 松尾 真樹 氏
講師紹介
■主経歴等
・株式会社クラブコスメチックス(1999年4月~2005年4月)
処方開発・新規製剤技術開発業務に従事
・株式会社ファンケル(2005年4月~2008年5月)
処方開発・新規製剤技術開発に従事
・株式会社マンダ厶(2008年5月~2019年4月)
処方開発・新規製剤技術開発に従事
・化粧品原料会社 上席研究員(2019年4月~現在)
・化粧品会社 技術顧問(2023年6月~現在)
・有限会社久光工房 (2023年10月~現在)
■専門および得意な分野・研究
界面化学、化粧品製剤学
■本テーマ関連の公的委員及び専門学協会等での委員会活動
・日本化粧品技術者会会員
<その他関連セミナー>
化粧品・医薬部外品・食品 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年10月7日(火) 13:00-16:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
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セミナーポイント
■講座のポイント
製剤(処方)の特性を界面化学の観点から理解することで、迅速かつ効率的な処方設計が可能となります。スピード重視の開発が求められる昨今、安定した新規処方を効率的に開発するための『処方設計の考え方』がますます重要です。
しかし、界面化学的な知見をどのように処方設計に結びつければよいのか?これは処方設計技術者が悩むポイントでもあります。
本講演では、日々の業務に追われ、処方開発中に直面する技術課題を理論的に考察する余裕がない開発者の方々に向けて、クレンジング剤を題材に、これらの疑問を『腑に落ちる』形で分かりやすく解説します。
■受講後、習得できること
・水系クレンジング料の処方設計の基礎と応用
・クレンジングオイルの処方設計の基礎と応用
・バイコンティニュアス型クレンジング料の処方設計の基礎と応用
セミナー内容
■講演プログラム
1.水系クレンジング料の処方設計の基礎
1.1 全成分を読み解こう
1.2 全成分から見えるクレンジングメカニズムと処方開発の方向性
1.3 最適な界面活性剤について
1.4 水系クレンジング料の宿命!曇点について
・なぜ曇点が生じるの?そのメカニズム
・曇点が製剤に及ぼす影響
・対処方法について
1.5 みんなが必ず陥る課題 その①
・pH緩衝液(電解質)が及ぼす影響とそのメカニズム
・対処方法について
1.6 みんなが必ず陥る課題 その②
・多価アルコールが及ぼす影響とそのメカニズム
・対処方法について
1.7 みんなが必ず陥る課題 その③
・防腐剤が安定性に及ぼす影響とそのメカニズム
・対処方法について
1.8 みんなが必ず陥る課題 その④
・低温で白濁するメカニズム
・対処方法について
1.9 クレンジング力をUPさせる方法
・クレンジング力をUPさせる考え方
・適した成分とは?
・注意点
1.10 水系クレンジング料の骨格処方
・クレンジングローションの処方骨格
・水系クレンジングジェルの処方骨格
2.クレンジングオイルの処方設計の基礎
2.1 クレンジングオイルの処方構成
2.2 全成分を読み解こう
2.3 全成分から見えるクレンジングメカニズムと処方開発の方向性
2.4 油剤について
・メイク品の全成分を読み解こう
・油剤の役割・適した油剤とは?
・お勧めする油剤の構成について
2.5 界面活性剤について
・界面活性剤の役割と課題
・洗い流し性と安定性がトレードオフである理由とその対処方法
・適した界面活性剤の構造
2.6 みんなが必ず陥る課題 その①
・外観が白濁するメカニズム
・なぜ水を少量添加すると外観が透明化するのか?そのメカニズムについて
2.7 みんなが必ず陥る課題 その②
・植物油が安定性に及ぼす影響とそのメカニズム
・対処方法について(界面活性剤の組み合わせ方)
2.8 耐水性を付与する方法
・メカニズムについて
・テクニック(界面活性剤の組み合わせ方)
2.9 すすぎ時のゲル化抑制方法
・メカニズムについて
・対処方法について
2.10 クレンジングオイルの骨格処方
2.11 界面活性剤の構造粘性を利用して増粘させる方法
・増粘メカニズムについて
・界面曲率とは
・界面曲率0を狙う!曲率調整方法について
・粘度調整の仕方について
・注意点
3.バイコンティニュアス型クレンジング料の処方設計の基礎
3.1 全成分を読み解こう
3.2 バイコンティニュアス構造
・バイコンティニュアス構造について
・構造の確認方法
・クレンジング力の駆動力について
3.3 処方設計のポイント
・界面曲率0に調整する方法(界面活性剤の選定)
・界面活性剤の組み合わせ方(界面膜を柔軟にする方法)
・溶剤の活用(界面膜を柔軟にする方法)
3.4 みんなが必ず陥る課題 その①
・バイコンティニュアス製剤はなぜピンポイント処方なのか?そのメカニズムについて
・高温安定性を改善する方法
・低温安定性を改善する方法
3.5 みんなが必ず陥る課題 その②
・pH緩衝液(電解質)が及ぼす影響とそのメカニズム
・対処方法について
3.6 みんなが必ず陥る課題 その③
・各種成分(防腐剤や香料)が安定性に及ぼす影響とそのメカニズム
・対処方法について
3.7 みんなが必ず陥る課題 その④
・植物油が安定性に及ぼす影響とそのメカニズム
・対処方法について
3.8 バイコンティニュアス型クレンジング料の骨格処方
(質疑応答)
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