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☆酵素結合免疫吸着測定法「ELISA」にフォーカスした希少価値の高い内容です!
☆極微量タンパク質の超高感度定量方法、疾病診断への応用等も含めて、
はじめて学ぶ方にも理解しやすいように、初歩からやさしく解説いたします!
講師
早稲田大学
教育・総合科学学術院 教授
理学博士
伊藤 悦朗 氏
講師紹介
■経歴
【学歴】
1984年 早稲田大学理工学部物理学科卒業
1989年 早稲田大学大学院理工学研究科物理学及応用物理学専攻博士後期課程修了・理学博士
【職歴】
1988年 早稲田大学人間総合研究センター・助手に就任
1991年 アメリカ合衆国国立衛生研究所(NIH)国立神経障害卒中研究所(NINDS)・Visiting Fellow に就任
1993年 北海道大学大学院理学研究科生物科学専攻・助教授に就任
2006年 徳島文理大学香川薬学部・教授に就任
2016年 早稲田大学教育・総合科学学術院・教授に就任
2025年 早稲田大学先端生命医科学センター・センター長に就任
現在に至る。
■専門および得意な分野・研究
・薬系分析、物理化学
・生物物理学
■本テーマ関連学協会での活動
・日本薬学会
・日本生物物理学会
・日本癌学会
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年11月21日(金) 13:00-16:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
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・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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セミナーポイント
■講座のポイント
生体内で測定したい分子に核酸やタンパク質などがある。核酸はPCR法によって容易に測定できる。しかし、生体内で主に働くのは「タンパク質」であり、タンパク質こそ極微量でも検出したい。タンパク質測定法の中で、容易に、迅速に、かつ低価格で測定する方法としては免疫学的測定法であるELISA法がある。まずはこの基本原理を学ぶ。さらには、極微量のタンパク質を検出するためにはこのELISA法を超高感度化しなければならない。その方法も解説し、疾病の診断に適用できることを説明する。そしてELISA法における分析法バリデーションについても解説する。
■受講後、習得できること
・ELISA法の原理が理解でき、その長所短所がわかる。
・極微量のタンパク質を超高感度定量する方法を学ぶことができる。
・感染症をはじめとする各種疾病の診断方法を学べる。
・ELISA法における分析法バリデーションについて学べる。
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・実施する上では所属機関での倫理委員会(「人を対象とする研究に関する委員会」「バイオセーフティ委員会」「生物実験委員会」など)からの承諾を得ること。
■講演中のキーワード
・ELISA
・極微量タンパク質の検出
・診断
・感染症
・バリデーション
セミナー内容
1. はじめに
・免疫測定法(イムノアッセイ)
・抗体(イムノグロブリン)
2. ELISAの種類
・直接法
・間接法
・競合法
・サンドイッチ法
3. (少しだけ)基礎生物学の勉強
・セントラルドグマ(クリック博士による提唱)
・転写(RNAポリメラーゼ)と翻訳(ポリリボソーム構造)
4. 核酸の定量測定
・核酸はそれ自身が増幅可能である:PCR
・PCR産物:バンドの濃さで濃度を判断?
・リアルタイムPCR
5. タンパク質の定量測定
・タンパク質レベルの変化はwestern blottingで検出?
・なぜ極微量タンパク質は測れないのか?
・隔靴掻痒(靴の上から足をかくこと)から脱却したい
6. タンパク質を超高感度で検出し定量化もしたい場合
・従来のサンドイッチELISAと酵素サイクリング法
・我々が考えているタンパク質の超高感度測定法
・サンドイッチELISA法とチオNADサイクリング法との組み合わせ
・タンパク質の超高感度測定法における酵素と基質の実際
・補酵素の吸収スペクトルや従来の基質(p-NPP)との比較
7. 呼吸器感染症診断への応用
・抗原検査に着目したウイルスの検出について
・検査方法の種類(PCR検査、抗原検査、抗体検査)
8. 生活習慣病診断への応用
・アディポネクチンの検出感度
・糖尿病患者および健常者の尿中アディポネクチン
・尿中アディポネクチンと慢性腎臓病
9. がん診断への応用
・微量でがんを進行促進:エクソソーム
・エクソソームは悪者?
・がん細胞由来エクソソームの単離(細胞質・膜単離キットの利用による分画)
・GRP78含有エクソソームを添加した際の胃がん培養細胞系の変化(MTTアッセイ、フローサイトメトリー、創傷治癒アッセイ)
・GRP78含有エクソソームを添加した際の血管内皮細胞の変化(チューブ形成アッセイ)
・子宮頸がんの簡易テストの開発
・尿中でHPVの特定タンパク質を検出
10. 分析法バリデーション
・有効数字と数値の丸め方
・濃度計算
・なぜ統計学が必要か?
・平均と標準偏差
・検量線と最小二乗法
・検出限界と定量下限
・併行精度、室内再現精度、室間再現精度
11. 質疑応答
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セミナーコード:AB251147