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★「苦味」の基本的なメカニズムから各種抑制・マスキング技術および味覚センサによる最先端の評価まで!
関連の製品開発に携わる方が知っておきたい知見が満載!
講師
中村学園大学 フード&ヘルスイノベーションセンター フードテック部門 JSPS基盤研究担当研究員
元 武庫川女子大学 薬学部 臨床製剤学講座 教授 薬学博士 内田 享弘 氏
講師紹介
*ご略歴
九州大学薬学部卒業、同大学助手、米国カンサス大学・米国アップジョン社研究員を経て、武庫川女子大学薬学助教教授、2002年同新設の臨床製剤学教授就任、2024年3月定年退職後、同年4月中村学園大学フード&ヘルスイノベーションセンター、フードテック部門に異動、JSPS基盤研究S研究に従事。
*ご専門および得意な分野・研究
・苦味マスキング設計・評価/薬学/味覚センサによる苦味マスキング評価
・分岐鎖アミノ酸の苦味評価/食品/フレーバーの影響評価
*本テーマ関連のご活動:
・日本薬剤学会評議員(代議員)歴任
・著書:
『臨床製剤学 改定第五版』、内田享弘・鈴木豊史・四方敬介編集、南江堂、2025年1月.
食品シリーズ 『おいしさを創るフードテックの新展開(都甲潔監修)』、内田享弘、味覚センサを用いた医薬品の苦味評価、シーエムシー出版、p146-155.2024年7月
『食品・医薬品のおいしさと安全・安心の確保技術(都甲潔.内田享弘 監修)』シーエムシー出版、2012年
<その他関連セミナー>
医薬品製造/製剤技術/品質管理/GMP/CSV/GDP 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年9月17日(水) 13:00-16:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講】:1名45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
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(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
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●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
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セミナーポイント
医薬品・食品の「安全・安心」に関するニーズは高まっているが、継続服用する場合に最も障害となるのがその苦味である。
本セミナーでは、
①医薬品・食品における、基本的な苦味マスキング法の説明に続いて、昨今話題になっている各種機能性微粒子や口腔内崩壊錠について製薬企業と共同研究した具体的事例について紹介する。
②苦味アミノ酸のBCAA類に及ぼす苦味抑制評価やフレーバー添加による苦味抑制効果について紹介する。
また、上記評価方法の一つとして近年注目されている、
③味覚センサによる評価の最先端についても説明する。
○受講対象:
*医薬品またはアミノ酸を含むサプリメントの苦味マスキングの基礎や実例を学びたい方
*また製品開発において具体的な課題をお持ちの方
*味覚センサなど新たな評価方法にご興味があられる方
○受講後、習得できること:
医薬品またはアミノ酸を含むサプリメントの苦味評価・苦味マスキング技術の実例を知り、かつ味覚センサなど最先端の評価方法の利点を知ることができる。
セミナー内容
1.ヒトで苦味を呈する各種物質と苦味抑制剤
1)ヒト苦味受容および苦味アミノ酸・代表的苦味薬物
2)小児と成人間の苦味閾値の違い(米国・英国での大規模官能試験の結果紹介、ヒト苦味受容に関する遺伝子多型の説明)
3)小児を含めて苦味抑制が期待できるグルコン酸Na, グルタミン酸Naの事例
2.苦味マスキング技術
1)物理的苦味マスキング(各種物理的なコーティング技術)
2)化学的苦味マスキング(シクロデキストリン他)
3)官能的苦味マスキング(各種甘味料他)
4)苦味受容体遮断薬
3.苦味マスキングの評価法
1)薬物の物性等から苦味を推定する方法
2)Bitter databaseから苦味を推定する方法
3)口腔内条件をシミュレートした溶出試験を用いる評価法
4)味覚センサを活用した評価法
4.苦味マスキング評価の具体的事例の紹介
1)機能性微粒子の製造と苦味マスキング評価1
(収れん味を呈する医薬品(ソリフェナシン)の事例)
2)機能性微粒子の製造と苦味マスキング評価2
3)抗てんかん薬トピラマート(液剤)の苦味抑制評価
4)アミノ酸・各種内服経腸栄養剤の味評価
a)分岐鎖アミノ酸の苦味評価とフレーバー類による苦味抑制評価
b)各種栄養剤の総合的な味評価(S,D法)
5)味覚センサによる口腔内崩壊型製剤の苦味マスキング評価
6)味覚センサによるST合剤の苦味マスキング評価
7)核酸系化合物を用いた苦味マスキングの評価
a)5’- adenylic acidを用いた苦味医薬品の苦味抑制
b)5’- adenylic acidを用いた抗精神病薬の苦味抑制
8)苦味物質と食品・飲料との相互作用
<質疑応答>
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