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10月28日セミナー.脂質ナノ粒子(LNP)を基盤とするRNA創薬

脂質ナノ粒子(LNP)を基盤とするRNA創薬
~基礎から最新動向・今後の展望まで~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

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★核酸・RNA創薬の縁の下の力持ちとしてのLNPについて、これからRNA創薬を考える方にもわかりやすいように、基礎から最新の知見・問題点までを解説します。

講師

東北大学大学院薬学研究院 教授  博士(薬学)秋田 英万 氏


講師紹介

■主経歴等
2001年 - 2002年日本学術振興会特別研究員(DC2) 日本学術振興会特別研究員
2002年日本学術振興会特別研究員(PD) 日本学術振興会特別研究員
2002年7月 - 2007年3月 大学院薬学研究科, 北海道大学
2007年4月 - 2010年11月 大学院薬学研究院, 北海道大学
2010年12月 - 2016年3月 大学院薬学研究院, 北海道大学
2016年4月 - 2022年3月 大学院薬学研究院, 千葉大学
2021年4月 - 2022年3月東北大学大学院薬学系研究科 (兼任)
2022年4月 - 現在東北大学大学院薬学研究科 教授

■専門および得意な分野・研究
薬剤学、ドラッグデリバリーシステム、核酸・RNA創薬

■本テーマ関連の専門学協会等での委員会活動
日本薬剤学会 核酸・遺伝子医薬FG 副リーダー
日本DDS学会 幹事
日本核酸医薬学会 評議員

<その他関連セミナー>
バイオ/再生医療/中分子/新規モダリティ 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年10月28日(火) 13:00-15:30 *途中、小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

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    セミナーポイント

    ■講座のポイント
     近年、脂質ナノ粒子(Lipid Nano Particle: LNP)を薬物送達技術(Drug Delivery System: DDS)として用いた薬剤として、世界初のsiRNA医薬である「オンパットロ点滴静注」や、新型コロナウイルスに対するRNAワクチン「コミナティ筋注(ファイザー製ワクチン)」、「スパイクバックス(モデルナ製ワクチン)」が相次いで承認された。これらの成功例を皮切りに、今後、LNPを基盤とした核酸・RNA創薬は益々加速すると考えられる。特に個々の患者の遺伝子を迅速に解析できるようになった現在、遺伝子治療や核酸創薬は、これらのゲノム情報を迅速に医療に生かすことができる創薬モダリティーとして期待され、ワクチン(がんや感染症)や単一遺伝子疾患に対する治療に応用されようとしている。
     本講座では、特にRNA創薬を加速する上で重要な役割を果たす縁の下の力持ちとしての脂質ナノ粒子(LNP)型DDS技術について、基礎から最新の知見まで、秋田の開発している脂質材料に関する話題も入れながら概説する。

    ■受講後、習得できること
    ・なぜ今RNA医薬なのか?どんなRNAがつかわれているのかなど医薬に使われるRNAの基礎的知識
    ・現在に至るまでのLNP開発の簡単な歴史
    ・RNAワクチンで用いられている脂質デザインやその免疫活性化機構に関する最新の知見
    ・RNA創薬に関する現状の課題
    ・RNA創薬に関する製剤学的知識

    セミナー内容

    ■講演プログラム *一部、内容変更の場合あり。
    1.自己紹介
    2.遺伝子・核酸創薬の概説
     2.1 遺伝子・核酸モダリティーの現状
     2.2 mRNA創薬のメリット
     2.3 mRNAの構造と品質制御
    3.RNA送達技術としての脂質ナノ粒子(LNP)
     3.1 LNP技術の変遷
     3.2 mRNA搭載LNPを利用したワクチン技術
     3.3 mRNA搭載LNPの体内動態制御と標的化(静脈内投与)
    4.LNPを用いた免疫応答制御
     4.1 新型コロナウイルスワクチンで使われている技術
     4.2 RNAワクチン製剤の免疫活性化機構
     4.3 癌ワクチン・免疫寛容制御技術等への応用
    5.これからのRNA創薬
     5.1 細胞/臓器標的化技術
    6.LNPの製剤技術と課題
     6.1 Microfluidicsを用いたナノ粒子製造技術
     6.2 RNA製剤の構造
     6.3 新規処方の紹介

    (質疑応答)


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