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……会場(対面)受講
○ロート製薬/オーピーバイオ社による事業化に向けた試行錯誤の生の声を聴けるセミナーを好評再開講!
○国内外の最新動向から、株の単離・培養・育種・スケールアップ・原料化など技術面のお話、商品企画や事業化戦略、取り組み実例まで。
○一連の流れを学びたい初学者から、情報は集めたが参入に足踏みしている方、他社事例からヒントを得たい方など様々な方におススメ!
講師
ロート製薬株式会社 株式会社ロート・F・沖縄(ロート製薬子会社) 代表取締役
博士(バイオサイエンス) 中原 剣 氏
オーピーバイオファクトリー株式会社 代表取締役
博士(科学技術イノベーション) 金本 昭彦 氏
※希望者は講師との名刺交換が可能です
講師紹介
【中原 剣 氏プロフィール】○学歴:
東京学芸大学 教育学部 中退(飛び級のため) 1998年3月 中退
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科博士前期 2000年3月 修了
奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科博士後期 2003年3月 修了
○学位:
博士(バイオサイエンス)
○職歴:
2000年4月~2003年3月 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2003年4月~2005年3月 株式会社ヴィラデストワイナリー
2006年3月~2020年3月 株式会社ちとせ研究所(CPO:最高光合成責任者)
2020年4月~現在 ロート製薬株式会社(アグリテック開発部部長)
2021年7月~現在 株式会社ロート・F・沖縄(代表取締役(兼任))
【金本 昭彦 氏プロフィール】
○学歴:
鹿児島大学 理学部 生物学科 1993年3月 卒業
鹿児島大学大学院理学研究科 生物学専攻 環境生物学講座 1995年3月 修了
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 博士後期過程 2021年3月 修了
○学位:
博士(科学技術イノベーション)
○職歴:
1995年4月~2001年10月 姫路気象株式会社(現姫路エコテック)
2001年11月~2006年10月 海洋プランニング株式会社
2006年2月~現在 オーピーバイオファクトリー株式会社(代表取締役)
2019年1月~2022年3月 アルジー・ネクサス株式会社(代表取締役)
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日時・会場・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年2月25日(火) 12:30-16:30 ※途中、小休憩を挟みます。
●会場:[東京・大井町]きゅりあん5階 第4講習室 →「セミナー会場へのアクセス」
●受講料:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
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●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)
セミナー開催にあたって
■はじめに:
地球最古の植物でありながら、最新のバイオテクノロジーによってはじめて栽培できるようになった微細藻類。微細藻類は植物に匹敵する多様性と存在量を持ち、医薬、食、農、畜産、水産、素材、化学、ハイテク等まで様々な分野への事業展開が可能な新しい資源です。光合成を介してCO2から原料を生み出せるその持続可能な資源性に年々注目度が増してきており、国内外で次々と微細藻類スタートアップが生まれ、大手企業も開発に参入し始めています。
注目度が上がる一方、どのように事業化していけばよいのかの具体的な事業戦略が描けず、参入に足踏みする企業も数多くいます。我々は微細藻類を新しい農作物として捉え、農業の事業モデルを参考にしながら事業化に挑戦しています。本セミナーでは微細藻類の研究開発から事業化までの一連の流れに関わる知見と併せて、事業化に向けた試行錯誤の様子をお伝えします。
■受講対象者:
■必要な予備知識:
この分野に興味のある方なら特に知識は必要ありません。
■事前に目を通しておくと理解が深まる文献:※事前閲覧なしでも受講可能です
書籍「これからの藻類ビジネス」(株式会社ちとせ研究所 中原 剣/尾張 智美/星野 孝仁/川原田 雄希著・情報機構出版・2020/3)などを一読すると更に理解が深まります。
■本セミナーで習得できること:
セミナー内容
【第一部:微細藻類業界の最新動向】
1.微細藻類業界の捉え方
1)なぜ今微細藻類が注目されるのか
2)微細藻類とは何か
3)微細藻類研究の歴史
4)微細藻類の産業的ポテンシャル
5)微細藻類産業の捉え方
6)産業化の課題(技術、コスト、認知度)
2.国内外事業化の最新動向
1)微細藻類事業化の方向性
2)色素分野
3)脂質分野
4)食品分野
5)飼料・餌料分野
6)農業分野
7)その他(排水処理、レアメタル回収、空気清浄、MAAs、環境修復等)
【第二部:微細藻類研究から事業化までの実践】
1.微細藻類ライブラリーの構築
1)自然界からの採集
2)株の単離
3)単離株の維持
2.有用性の探索
1)有用性の絞り込み
2)有用性の確認
3.培養条件検討
1)培地組成の検討
2)培養環境の検討
4.育種
1)育種の必要性
2)育種の実例
5.スケールアップ検討
1)スケールアップの考え方
2)培養設備の選択
3)PBR(Photo Bio Reactor)を用いたスケールアップ培養
6.原料化検討
1)収穫方法の検討
2)乾燥方法の検討
3)原料規格化の検討
7.最終商品企画
1)ブランドの企画
2)製品の開発
3)販路の開拓
【第三部:地域資源×微細藻類による事業化モデルへの挑戦】
1.微細藻類の事業化戦略
1)国内外藻類企業の事業戦略分析
2)農業を参考とした事業構想
3)投資スケールに合わせた事業戦略
2.地域から始める微細藻類事業の実例(久米島での取り組み紹介)
1)ワイナリー型6次化事業モデルの分解
2)地域資源×技術からの価値創出
3)持続可能な事業モデルの設計
4)地域と連携したPR戦略
5)サーキュラーエコノミーとしてのパッケージ化
3.微細藻類産業の将来
1)バイオ化する社会における微細藻類の位置づけ
2)日本が微細藻類産業をリードできる理由
3)文化としての微細藻類
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