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経営視点での新規事業の立ち上げ方│セミナー・2025東京│コア技術価値の再定義

コア技術価値の再定義による経営視点での新規事業の立ち上げ方

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

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○コア技術を他の用途・市場に転用するための再定義方法から、新規事業企画の組み立て方と事業性評価、新規事業の育て方までを“経営視点”で解説。
○抽象的な理論講義ではなく、講師の豊富な実務経験と事例も交えながら学んでいただく実践セミナーです!

講師

知財務株式会社 代表取締役 古庄 宏臣 氏

※希望者は講師との名刺交換が可能です


講師紹介

知財務株式会社 代表取締役
関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 兼任講師

<ご略歴>
1989年大阪工業大学工学部電子工学科卒。同年大阪ガス入社。事業計画、情報システム開発、知的財産管理業務を担当。
2006年退社、知財務株式会社を設立。
2008年関西学院大学大学院経営戦略研究科修了、経営管理修士(MBA)。
2013年~関西学院大学大学院経営戦略研究科 兼任講師
2019年日本赤十字社 私的諮問機関委員 就任
企業に対して、その企業が有する技術資産を既存事業とは異なる業界の新規用途に転用することを提案し、それを起点として新規事業を開発する支援を数多く手がけてきた。

<著書>
・「巨大企業に勝つ5つの法則」共著(日本経済新聞出版社)2010年
・「学びあうオープンイノベーション」共著(日本経済新聞出版 日経BP)2024年

<講演等実績>
・技術者向けのセミナーで新規事業開発の講演実績多数あり。
・関西学院大学・東京丸の内講座「新規事業開発実践塾」を開講。

<その他関連セミナー>
新規事業・マーケティング・ビジネススキル 一覧はこちら


日時・会場・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年6月10日(火) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●会場:[東京・大井町]きゅりあん 4階研修室 →「セミナー会場へのアクセス」

●受講料:
【会場受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


お申込みはこちらから

会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)

●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。

●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。
●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●録音・撮影行為は固くお断りいたします。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)

セミナーポイント

■はじめに:
 このセミナーが目指すものは、経営者から承認を得られる新規事業開発の企画・立案にあります。つまり、立案された新規事業開発企画を経営者が「これは、我が社がやるべき新規事業だ」と納得するものでなければなりません。この「我が社がやるべき」とは、自社が保有する「コア技術」を起点として差別化でき、競合との競争に勝ち一定の事業規模を見込むことができるものになります。しかし、どのようにすればコア技術を起点に新規事業を開発できるのでしょうか。起点となるのは、コア技術がもたらす価値を再定義するところにあります。そのうえで経営者と同じ視点で新規事業企画を客観的に捉えることにあります。
 このセミナーは、こうした新規事業開発の企画・立案方法について、抽象的な理論講義ではなく、講師の豊富な実務経験に基づき事例も交えながら学んで頂く場です。

■受講対象者:
・自社の技術を活かして新規事業を企画しようとされている方
・新規事業企画の事業性をどのように評価すればよいか知りたい方
・BtoB企業で新市場を開拓したいと考えている方
・その他、本テーマに興味を持たれた方

■必要な予備知識:
セミナーでは、経営学、技術マーケティングの専門用語が登場しますが、それらの解説を加えながら進めますので予備知識がなくても受講できます

■本セミナーで習得できること:
・経営視点でみた新規事業の本質
・コア技術を他の用途・市場に転用するための再定義方法
・新しい用途・市場を見つけるための考え方
・新規事業企画の事業性(ビジネスとして成り立つかどうか)を評価する方法
など

セミナー内容

1.激変する外部環境を理解する
 ・トランプ2.0と不確実性が高まる国際情勢
 ・パンデミックがもたらした変化の本質は何か
 ・これからのモノづくり企業が進むべき方向性とは
 ・逆風下で新市場を開拓した企業の本質とは何か
 ・これからビジネスはどうなるのか

2.コア技術の価値を再定義
 2.1 なぜ自社のコア技術を起点とするのか
  ・ニーズ起点での新規事業開発が限界にきている
   ・・顕在化したニーズに飛び込めばレッドオーシャンになる
   ・・なぜニーズが潜在化しているのか
  ・従来のプロダクトアウトには誤解があった
   ・・技術者が陥りやすい落とし穴
 2.2 強みを活かす技術転用の考え方
  ・ユーザーが求めている技術の本質とは何か
   ・・自社が顧客に提供している価値を再定義する
   ・・技術的強みを評価するために自社技術の棚卸・評価とは
   ・・新規事業開発のための自社技術の定義づけ
   ・・事業価値の観点から技術を評価するモデルとは
  ・強みに対する目線を変える
   ・・“別の性能・機能”に着目して異なる効能を見出す
   ・・性能・機能をユーザー目線で翻訳する
 2.3 変化を捉えた市場機会の創出
  ・変化があるところに新たなニーズが生まれる
   ・・ テクノロジーの進化がもたらす変化
   ・・ 人の価値観・考え方の変化
  ・現在の課題ではなく将来の課題に対応する
   ・・先読みの力とは
   ・・現在の課題はレッドオーシャンになる
   ・・情報の活用力とは(情報とデータは違う)

3.経営視点の新規事業構想
  ・経営者を説得するために必要な要素とは
 3.1 経営者は見ている景色が違う
  ・なぜ経営者は新規事業テーマを否決するのか
   ・・経営者がノーと判断するケースとは
   ・・経営者が抱く違和感とは
  ・経営者が新規事業企画を承認するケースとは
   ・・経営者がイエスと判断したケースの本質
 3.2 新規事業構想の組み立て方
  ・事業ドメインを選定する
  ・競合を把握する
  ・STP分析で新規事業を具現化する
   ・・市場を細分化する(隠れたチャンスを発見する)
   ・・自社が勝てるターゲット市場を見極める
   ・・競合に勝てる事業ポジションを明確にする
 3.3 まだ見ぬ新市場をいかに想定するか
  ・新市場の創出とは
   ・・ニーズ情報をいかにして把握するか
   ・・市場の構造を広く捉えて新たな市場機会を把握する
   ・・後発だからこそ有利な新市場創出
   ・・どのようにして新市場は創出されるのか
  ・ニーズの見極め方
  ・新市場の定義と市場規模の推定方法
   ・・まだ見ぬ市場の規模をどのようにして想定するのか

4.新規事業の育て方
 4.1 ビジネスモデルチェンジ
  ・新規事業開発を成功させるためには組織が進化しなくてはならない
   ・・業態転換を実現した企業はいかにして成し遂げたか
 4.2 自社技術を活かすオープンイノベーション
  ・外部の力を活かして新しい市場を開拓する
   ・・戦略のすり合わせ
 4.3 現実を見据えた戦略的な新市場開拓
  ・事業をいかにして育てるか

5.ビジネスチャンスを捉えるために必要な3つの目線
 ・過去から未来を見通す時間軸で物事を見る目線
 ・横の繋がりによる影響を見る大局的な目線
 ・事象の背景を深堀することで本質を見極める目線

<質疑応答・個別相談・講師との名刺交換>


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