……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
★評価において、どこまでを「密封の許容値」と捉えるか。その考え方のポイントもお伝えします
★昨年発行された新規格(計工連規格JMIF022)は産業界へどのような影響をもたらすのか?
講師
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター 工学計測標準部門
圧力真空標準研究グループ 上級主任研究員 吉田 肇 氏
講師紹介
■経歴
2004年 北海道大学工学研究科博士後期課程修了
2004年 (独) 日本原子力研究所 那珂研究所 博士研究員
2005年~ (現在) (国研) 産業技術総合研究所 工学計測標準研究部門
■専門および得意な分野・研究
真空計測、真空標準、漏れ試験、気体の流れの解析、ガスバリア性評価、規格標準化など
■本テーマ関連学協会での活動
(公社)日本表面真空学会 規格標準化委員会 委員長
(公社)日本表面真空学会 教育委員会 委員
(公社)日本表面真空学会 真空技術部会 委員
(公社)日本表面真空学会 真空夏季大学 真空計測 講師
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年4月24日(木) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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セミナーポイント
■講座のポイント
食品,医薬品、自動車部品,冷凍空調機器,電気・電子機器など幅広い分野で,製品の品質を確保するために,製品内部を密封することが求められている。製品の密封性を確認するためには、防水試験、液没漏れ試験、環境試験、気体リーク試験、気体透過度試験(ガスバリア性評価)といった、様々な試験が行われている。本セミナーでは、これら試験の原理と概要を解説する。加えて、昨年発行された新規格(計工連規格JMIF022)に基づいて、これら試験結果からどんなことが言えるのかを議論する。
■受講後、習得できること
- 防水試験、液没漏れ試験、環境試験の原理と特徴
- 気体リーク試験の種類と原理、特徴
- 気体透過度試験(ガスバリア性評価)の種類と原理、特徴
- 各種試験結果の考察方法
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
1)一般社団法人 日本計量機器工業連合会,JMIF 022 “密封検査用参照試験片の評価方法と使用方法” (2024)
2)第十八改正日本薬局方 参考情報 無菌医薬品の包装完全性評価 <G7-4-180>
3)第十八改正日本薬局方 参考情報 無菌医薬品包装の漏れ試験方法 <G7-5-180>
4)JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
5)JID C 60068規格群 環境試験方法-電気・電子-
6)JIS Z 2330 非破壊試験-漏れ試験方法の種類及びその選択
7)JIS K 7129規格群 プラスチック―フィルム及びシート―ガス透過度試験方法
8)JIS K 7129規格群 プラスチック―フィルム及びシート―水蒸気透過度の求め方
■講演中のキーワード
密封、気密、包装、漏れ、リーク、透過、ガスバリア
セミナー内容
■講演プログラム
1. はじめに
1) 密封検査を取り巻く現状
2) 製品の密封性を損なう要因 -リーク(漏れ)と透過-
2. 液体を使ったリーク(漏れ)試験
1) 防水試験
2) 液没漏れ試験
3. 気体リーク(漏れ)試験
1) 気体リーク量の単位
2) 気体リーク試験の種類と選択
a)気体リーク試験の種類
b)圧力変化法によるリーク試験(エアリークテスタ)
c)ヘリウムリーク試験
3) 気体の流れの理論に基づく漏れ孔の直径の推定法
a)様々な気体の流れ
b)気体の流れの統一式(修正クヌーセンの式)
c)リーク量から漏れ孔の直径を推定する
4.気体透過試験(ガスバリア性評価)
1)気体透過の原理と気体透過度の単位
2)各種材料の気体透過
3)気体透過試験の種類と選択
a)カップ法
b)乾湿センサ法
c)モコン法(赤外線センサ法、クーロメトリックセンサ法、五酸化二リンセンサ法)
d)ガスクロマトグラフ法
e)圧力センサ法
f)QMS法
g)API-MS法
h)カルシウム腐食法
i)その他の方法
4)気体透過度測定の信頼性
5.環境試験
6.密封検査に関する最新動向
1)医薬品包装の完全性評価
2)計工連規格JMIF022の発行
7.「密封」の許容値(最大許容漏れ限度)の考え方
8.まとめ
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