……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
・そもそも【脳】【脳波】とは何か? 脳波の種類やその意味から解説。
・脳波の測定方法も具体的に:「必要な道具・機器は?」
「電極をどこに、どのように置くのか?」 「取得データの処理方法は?」
講師
九州工業大学 大学院生命体工学研究科 教授 薬学博士 夏目 季代久 氏
講師紹介
1986年 東京大学薬学部卒業
1988年 東京大学大学院薬学系研究科博士前期課程修了
1989年 同大学院博士後期課程 中途退学
1989年 九州工業大学情報工学部助手
1997年6月より1998年6月まで カナダ カルガリ大学 心理学部に訪問研究員として出張
2001年4月より 九州工業大学大学院生命体工学研究科助教授
2006年4月より 九州工業大学大学院生命体工学研究科教授 現在に至る
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年5月23日(金) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
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セミナーポイント
○講師より受講者へ
脳波が初めて測定されてから、昨年2024年で100年が経ちました。現在、話題になっているブレインマシンインターフェース、ブレインコンピューターインターフェース、ニューロマーケティングに使用されている脳波について、その基礎知識・測定方法を講義すると共に、脳波を用いた応用事例に関してご紹介致します。現在、IoT(Internet of Things; もののインターネット)が主流ですが、次世代は生体信号とネットを繋げるIoH(Internet of Human; 人のインターネット)とも呼ばれています。また工学系の方だけでなく、医療・看護系の方も受講できる内容になっています。是非とも、この機会に次世代技術の基となる脳波について学んでみては如何でしょうか?
※デモ実演について
実際に脳波測定のために電極を装着し、脳波測定を実施する模様を、オンラインカメラでお届けします。
実際の手順や所作・操作感についてその目でお確かめください。
○受講対象者は?
・脳の計測・測定技術について調査・研究している方
・生体計測デバイス・センサの研究開発に従事している方
・生体情報に関わる新規研究テーマや新事業を模索している担当者
・医療や看護業界の方 など
○受講して得られる知見、ノウハウは?
・脳波についての基礎知識
・脳波の計測・測定方法
・脳波をめぐる各種応用技術と今後の課題・可能性 など
▽好評の声、続々(過去受講者アンケートより)
「脳波測定方法の詳しいノウハウをご教示くださりありがとうございます」(研究開発)
「脳波について基本知識を得るために受講しました。大変興味深かったです」(企画)
「基本をおさえたくて参加しました。満足です」(感性科学)
「脳波の基礎知識の修得のために受講しました。有益でした」(看護教員)
「脳波センサに関連するテーマに携わっており、脳波の詳細を知りたくて参加。本日はありがとうございました」(FPC新商品企画・開発)
「運動を起こす前にも脳波の活動が見られるというお話など、面白い話が満載でした」(半導体・基礎研究)
セミナー内容
1 はじめに ~脳波を知るための脳の基礎知識~
1.1 脳とは?
1.1.1 神経細胞
1.1.2 神経細胞の電気現象~活動電位、シナプス電位~
1.1.3 大脳皮質の構造
1.1.4 大脳皮質の機能地図
2 脳波の種類と脳波から分かること
2.1 脳波の種類
2.1.1 脳波は何によって分類されるのか?
2.1.1.1 周波数
2.1.1.2 位相
2.1.2 自発脳波 ~特徴といつ起こるか~
2.1.2.1 δ波
2.1.2.2 θ波
2.1.2.3 α波
2.1.2.4 β波
2.1.2.5 γ波
2.1.2.6 μ波
2.1.3 誘発脳波(誘発電位) ~それぞれの意味・特徴~
2.1.3.1 視覚誘発電位(VEP)
2.1.3.2 定常性視覚誘発電位(SSVEP)
2.1.3.3 聴覚誘発電位
2.1.3.4 体性感覚誘発電位
2.1.3.5 P300波
2.1.3.6 随伴陰性変動(CNV)
2.1.3.7 エラー誘発電位
2.1.3.8 ミスマッチ陰性電位(MMN)
2.1.3.9 N400
2.1.3.10 報酬陽性電位
2.1.3.11 運動関連電位
2.1.3.12 事象関連脱同期(ERD)・事象関連同期(ERS)
2.2 脳波は何を測っているのか?
2.2.1 神経細胞内・細胞外記録
2.2.2 脳波には神経細胞の配置が大事
2.2.3 脳波には神経細胞の同期活動が大事
2.2.3.1 自発脳波の振動神経回路例
3 脳波測定の原理と必要な物品
3.1 脳波の測定原理
3.1.1 導出法 ~単純導出法、双極導出法~
3.1.2 脳波モンタージュとは何か?
3.2 脳波測定に必要な物
3.2.1 脳波計
3.2.2 脳波電極
3.2.3 アース電極、ボディアース
3.2.4 参照電極
3.2.5 導電性ゲル
3.2.6 皮脂研磨剤
3.2.7 脳波測定用ソフト
3.2.8 その他あったら便利なもの
4 実際の脳波測定手順
~適宜、動画を使って説明します~
4.1 どこに電極を置いたら良いか?
4.2 どのように電極を置いたら良いか?
4.3 脳波測定の実際の手順とは?
4.4 アーチファクト、ノイズとは何か?
4.5 体積伝導に注意
4.6 BMIに向けた脳波実験課題のデザイン
4.7 脳波のパソコンへの取り込み
4.7.1 アナログ・デジタル変換とは何か?
4.7.2 サンプリング定理とは何か?
4.7.3 アンチエリアシングフィルターとは何か?
4.8 脳波測定を実生活で利用するにあたっての問題点
4.9 最近の脳波計
~ドライ電極、モバイル脳波計等をご紹介します~
5 脳波を用いたブレインマシンインターフェース(BMI)
5.1 脳波を用いたBMIの原理
5.1.1 脳波の特徴を抽出する ~時間、周波数ドメイン~
5.1.2 脳波を分類するにはどうするか?
5.1.3 脳波を用いて、機械やロボットを制御する
5.2 脳波をBMIへ応用した事例
~いくつかの応用事例を紹介します~
5.2.1 脳波で文字をタイプする脳波タイプライター
5.2.2 脳波を用いた自動運転車制御
6 脳波を用いたBMI、ブレインテックの今後 ~脳波を用いたIoHへの展開~
6.1 嗜好性検出 ~音楽嗜好性脳波~
6.2 ニューロマーケティングへの応用
6.3 自学教育システム
6.4 ロボット操縦システム
6.5 車酔い予防システム
6.6 脳波を用いたロボット制御、ヒト・ロボット協力システム
6.7 てんかん波の検出
6.8 脳波に関する最近の話題
6.9 脳波データベース
6.10 脳波・BMI・IoHの将来
7 脳波測定の実演デモ
<質疑応答>
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