技術・研究開発セミナー・技術書籍なら情報機構

クリーンルームの運用方法と基礎知識セミナー2025|実務に役立つ発塵機構の解説と見える化推進|情報機構セミナー

現場の実情に見合ったクリーンルームの運用方法と
必要な基礎知識及び改善・実践方法

~実務に役立つ「作業者が納得できる発塵機構の解説と見える化の推進」~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


★不良の原因となる「異物・ゴミ」はそもそもどのような性質か、クリーンルーム内ではどのような挙動なのか、発生源をどのように特定するのか?現場ベースで解説します。
★製造不良を起こさないためのクリーンルーム運用方法、明日からすぐに見直せるポイント盛りだくさんでお届けします。

講師

IWASA コンサルタント 岩佐 茂夫 氏


講師紹介

■経歴
元スタンレー電気(株)技師長
 日本大学大学院生産工学研究科電気工学専攻修了。赤井電機(株)に入社、将来の幹部候補生としてプレス、機械加工、ヘッド製造、オーディオ組立、ビデオ組立を実務研修。VHS内製化プロジェクトを経て、生産管理システムの構築、フランス現地法人に生産技術駐在員として赴任。オーディオ不況を機にスタンレー電気㈱に入社、技術研究所研究員としてクリーン技術・静電気技術を習得、LCD生産設備の開発を経験、経営改革室にて全社の戦略立案を担当、経営企画室にて各事業の収益向上を目指し、工場内の不良削減に着手、最終的には国内10事業所、海外12事業所の不良削減を指導。近年は環境負荷低減を行う為に省エネ技術の推進を実施。主任ESDコーディネーター。2018年春より自立してコンサルタントを開業。クリーン技術・静電気技術を中心として生産現場の不良改善を行う独自の手法を展開。生産管理、生産技術、企業戦略、省エネ改善も得意としている。
 クリーンルーム技術と静電気対策に関する講義は、国内でも海外でも人気があり、2019も7月、8月と3カ国で講演が行われた。近年はリモート講習会の要請が多く、クリーン化の推進方法、静電気対策の実践方法に加え、省エネ対策・環境対策に関する講演も増えてきている。

■専門および得意な分野・研究
クリーン化推進技術、不良削減技術静電気実践対策
生産現場の環境対策・省エネルギー化の推進

■本テーマ関連学協会での活動
(一財)日本電子部品信頼性センター
 主任ESDコーディネーター No-ESDC-11-0028

<その他関連セミナー>
品質管理・品質保証 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年6月18日(水) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


お申込みはこちらから
オンライン受講/見逃視聴なし

オンライン受講/見逃視聴あり

配布資料・講師への質問など

●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付いたします。
・お申込みの際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。

・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。ご了承の上お申込みください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)

  • PC/タブレット/スマートフォンなど、Zoomが使用できるデバイスをご用意ください。
  • インターネット 回線速度の目安(推奨) 下り:20Mbps以上
  • 開催が近くなりましたら、Zoom入室URL、配布資料、当日の流れなどをメールでご連絡いたします。開催前日(営業日)の12:00までにメールが届かない場合は必ず弊社までご一報ください。
  • ⇒よくある事例として「弊社ドメイン(johokiko.co.jp)のメールがスパム扱いとなっている」「メールアドレスのご記載ミス」などがございます。お申込み後にフォームへご記載いただいたメールアドレスへ自動返信メールを送信しますので、こちらのメールが受信できない場合、弊社からのZoom入室URLや配布資料のご案内メールもお届けすることができなくなってしまいます。予め受信できる設定にお願いいたします。
    ※メールアドレスの記載誤りについては、以下へご連絡お願いいたします。
    req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
  • 受講者側のVPN、セキュリティ設定、通信帯域などのネットワーク環境ならびに使用デバイスの不具合については弊社では対応いたしかねますので予めご了承ください。
  • Zoom使用に関する注意事項(クリックして展開)

  • 公式サイトから必ず事前のテストミーティングをお試しください。
  • 確認はこちら
    →Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomで音声が聞こえない、カメラ・マイクが使えないなどの事象が起きる可能性がございます。お手数ですが、これらのアプリは閉じた状態にてZoomにご参加ください。
    音声が聞こえない場合の対処例

  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
  • 参加方法はこちら
    →一部のブラウザは音声が聞こえないなどの不具合が起きる可能性があります。
    対応ブラウザをご確認の上、必ず事前のテストミーティング をお願いします。
    (iOSやAndroidOS ご利用の場合は、アプリインストールが必須となります)

    申込み時に(見逃し視聴あり)を選択された方は、見逃し視聴が可能です。(クリックして展開)

  • 見逃し視聴ありでお申込みされた方は、セミナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
  • セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
    →見逃し視聴について、 こちらから問題なく視聴できるかご確認ください。(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

    <見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
  • メールにて視聴用URL・パスワードを配信します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は必ず弊社までご連絡ください。
  • 準備出来しだい配信いたしますので開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。上記例の2/6開催セミナーの場合、2/8から開始となっても2/17まで視聴可能です。
  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    ■講座のポイント
     「クリーンルームで生産しているのに不良が発生する。」「何故クリーンルームで生産しているのか効果が良く解らない?」という様な事はありませんか?
    問題点は「設備や装置を設置しているか?いないか?」ではなく、それらの設備や装置の原理や使い方を熟知して効率的にそれらを使えているか?にあるのです。
    自動車は持っているが運転の方法が判らないのでは自動車の性能や便利さを享受することは出来ません。クリーンルームに関しても同様で、クリーンルームは設置されているがその使い方が良く解らない!という様な事態に陥ってはいませんか?
    クリーンルームを使用する者の立場に立った「どの様にクリーンルームを使用して行くのが正しいのか?」という技術解説は殆ど見当たりませんし、クリーンルーム内の生産においても、どの程度ゴミや異物が排除されているかの確認さえ行われていない場合が多いようです。
     本講ではクリーン技術の原理から、機器の使用方法、資材の評価や現場での対策の実践方法、実施事例までも含めて詳細に解説して行きます。
     生産現場で発生した不良はせっかく材料と工数をかけて完成品にしたにも関わらず、そのまま廃棄の対象となってしまいます。これらの不良が良品になれば全て利益として還元され、その原価改善効果は計り知れません。「この程度の不良は出ても当たり前だ」と考えずに、今一度不良削減に取り組んでみませんか?
     クリーン化技術は半導体のみならず、医療、医薬品、食品、各種塗装製品、カメラをはじめとする光学機器生産、その他の組立製品に関しても共通に使用できる有用な応用技術です。

    ■受講後、習得できること 
    ・ クリーンルームの基礎知識
    ・ クリーンルームの性能向上
    ・ クリーンルームの正しい運用と管理方法
    ・ ゴミ不良削減/歩留まり改善の具体的な手法
    ・ ゴミ/異物の性質の理解とその見える化
    ・ 不良低減事例の紹介

    ■講演中のキーワード
    ・ クリーンルーム
    ・ クリーンルームの運用・管理
    ・ 不良削減
    ・ ゴミの見える化
    ・ クリーン着
    ・ クリーン資材

    セミナー内容

    1. ゴミ・異物とは何か (対策の対象となる不良や不良原因の範囲は?)
     1-1.ゴミ・異物の範囲 雰囲気中のゴミ・異物
     1-2.因果律

    2.クリーンルームの基礎知識
     2-1.クリーンルームの四原則
     2-2.クリーンルームの原理
     2-3.クリーンルームの方式
     2-4.クリーンルームとは一体どの様な部屋なのか?
     2-5.ゾーニングとは何か?
     2-6.差圧計
     2-7.差圧計の使い方

    3.クリーンルームの規格
     3-1.規格の始まり
     3-2.米国Fed.Std.209の変遷
     3-3.米国Fed.Std.209とISO規格
     3-4.各国のクリーン度規格
     3-5.クリーンクラスグラフの活用
     3-6.発塵事例

    4.ゴミの性質を知る 先ずは敵を知ろう
     4-1.クリーン化へのステップ
     4-2.ゴミ・異物の大きさを認識する
     4-3.ゴミ性質を認識する
      
    5.ゴミ・異物の見つけ方
     5-1.管理すべきゴミ・異物は何か?
     5-2.ゴミの見える化 ノウハウ1
     5-3.ゴミの見える化 ノウハウ2
     5-4.ゴミ・異物の補足方法
     5-4.ゴミの判別方法 繊維の判別
     5-5.ゴミの判別方法 短繊維と長繊維
     5-6.パーティクルセンサー
     5-7.FTIR
     5-8.その他の機材

    6.現場の点検と管理
     6-1.現場点検のポイント
     6-2.現場管理のポイント

    7.ゴミの堆積例のご紹介(写真にて)

    8.クリーンルームの運用方法
     8-1.クリーンルームの清掃のポイント
     8-2.清掃の方法
     8-3.清掃頻度の考え方
     8-4.清掃を簡略化するアイデア
     8-5.クリーンルーム入室時の注意事項
     8-6.クリーンルーム内での注意事項
     8-7.無塵衣各部からの発塵
     8-8.無塵衣のクリーニング効果
     8-9.無塵衣着用のポイント
     8-10.手袋の種類と着用方法
     8-11.粘着マットの効果
     8-12.床沈着塵埃の粒径
     8-13.エアシャワーの効果
     8-14.HEPAフィルター
     8-15.クリーンブースを使用する時の注意点
     8-16.掃除の徹底

    9.クリーンの四原則と5S

    10.クリーン資材の紹介
     10-1.クリーン着の紹介
     10-2.ワイパーの紹介
     10-1.手袋の紹介

    11.塗装工程のクリーン化

    12.組立工程のクリーン化

    13.半導体工程のクリーン化

    14.クリーン教育
     14-1.一般教育
     14-2.技術者教育
     14-3.クリーン担当技術者の必要性

    15.現場改善事例のご紹介
     半導体工程、射出成型、半田付け、塗布工程、組立工程等々

    16.質疑応答


    お申込みはこちらから
    オンライン受講/見逃視聴なし

    オンライン受講/見逃視聴あり
    ページトップへ