……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
〇においや嗅覚の仕組み、嗅覚センサの原理などの基礎から、国内外の最新動向と事例、測定・解析やシステム開発のポイント、社会実装への課題や展望まで。
〇セミナーの最後には小型デバイスによる各種サンプルの測定を実演します!
講師
国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)
高分子・バイオ材料研究センター 嗅覚センサグループ グループリーダー
吉川 元起 氏
講師紹介
2004年 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了 博士(理学)
2005年 東北大学 金属材料研究所・助教
2007年 バーゼル大学・客員研究員
2009年 NIMS・ICYS研究員
2011年 NIMS・MANA独立研究者
2016年 NIMS・グループリーダー
2022年 (併任)筑波大学(NIMS連係大学院・教授
2022年 (併任)株式会社Qception・最高技術責任者 取締役
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年2月17日(火) 10:00-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 58,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき47,300円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
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<見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
セミナーポイント
■はじめに:
嗅覚センサは、農業・食品・医療・介護・環境・工業・防災・安全保障など、さまざまな分野への応用が期待されています。しかしながら、40年以上、世界中の企業や研究機関でさまざまな研究開発が進められてきたにもかかわらず、依然として現場への実装例は非常に限定的です。そこで本講演では、なぜ嗅覚センサの社会実装が難しいのかについて、測定対象であるニオイの基本や生物の嗅覚の仕組みから解説し、嗅覚センサの原理・歴史・研究・開発・実証・実装の各観点から技術的・科学的ポイントを解説します。また、国内外の最新の動向や、農業や医療への応用を目指した実証実験例についても解説します。講義の最後には、小型デバイスによる各種サンプルの測定を実演し、得られた時系列データについて注目すべきポイントや、データ分析による可視化についても紹介します。
■受講対象者:
・嗅覚センサ(ニオイセンサ、電子鼻、electronic nose、e-nose、IOMSなど)について情報収集したい方
・嗅覚センサをどのように使えば良いか悩んでいる方
・嗅覚センサのアプリケーションを探している方
・ニオイやガスの測定や分析などでお困りの方
■必要な予備知識:
予備知識が無くて分かるような解析を心がけますが、高校卒業レベルの数学・物理・化学の知識があると、より理解しやすいと思われます。
■本セミナーで習得できること:
・嗅覚、ニオイ、および嗅覚センサの基礎知識
・嗅覚センサの歴史と世界的動向
・ニオイ測定やシステム開発における注意点
・嗅覚センサの社会実装に向けた課題や展望
など
セミナー内容
※2025/12/15:内容項目を詳細版にアップデートいたしました。ご講演内容の大枠に変更はございません。
1.ニオイと嗅覚の基礎
1)ニオイの特性(濃度・複雑性・変動性)
2)生物の嗅覚の仕組み(重要性・個人差・地域差)
2.嗅覚センサと関連分野の基礎と歴史
1)嗅覚センサの歴史(事例概観・成功例)
2)嗅覚センサ事情(定義・市場・分類)
3)ニオイ・嗅覚・センサ・学会/コンソ・AIの歴史と相互関係
3.嗅覚センサの開発事例―膜型表面応力センサ(MSS)
1)MSS(開発経緯・位置づけ・動作原理)
2)感応膜の開発(設計指針・被覆法・材料事例)
3)嗅覚センサシステム(構成・前処理・プロトタイプ)
4)嗅覚センサシグナル(解析・モデル化・応用例・実例解読)
4.ニオイデータのAI解析
1)機械学習による特定指標の定量推定:アルコール度数推定の実例
2)擬原臭によるニオイデータの再構成と可視化:調味料のニオイの合成
3)伝達関数比による究極の嗅覚センサ:チップだけのフリーハンド測定
4)説明可能AI(XAI)によるAI嗅覚センサのニオイ識別過程の可視化
5.最新の現場実証実験―農業と医療への応用可能性
1)農畜産分野への応用展開:牧場現場での実証実験例
2)呼気診断の歴史・概要・世界的動向
3)医療分野への応用展開:医療現場での肺がん検知の実証例
6.産学官連携と事業化戦略
1)嗅覚センサの産学官連携モデルケース:MSSアライアンス・フォーラム・パートナーシップ
2)嗅覚センサ・ニオイセンサの市場規模と展望
3)大企業・中小企業・ベンチャー企業の役割
7.その他のアプローチ
1)音響ガス計測
2)流体熱力学質量分析と流体可視化
3)固体のパターン認識
8.嗅覚センサの課題・対策・展望
1)ガス分析の方法と重要性
2)センサチャンネル数の考え方
3)ドリフト・バラツキとキャリブレーション
4)多種多様なガスセンサの最適活用に向けた取り組み
5)嗅覚センサの世界平和への貢献可能性
<質疑応答>
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セミナーコード:AD260210


