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〇体系的に学ぶ機会が少ないスラリーについて基礎から解説!
〇分散・凝集の状態に関わる各種因子から制御のポイント、粒子径測定、レオロジー特性評価など様々な評価法、ケーススタディまで。
講師
法政大学 生命科学部 環境応用化学科
法政大学大学院 スラリー工学研究所
助教 北村 研太 氏
講師紹介
■ご略歴:
2023年3月 法政大学より 博士(理工学)を授与
2019年4月 法政大学 生命科学部 環境応用化学科 助手
法政大学大学院 スラリー工学研究所 研究員
2016年4月 日本エア・リキード株式会社にて製造技術エンジニア(-2016年6月)、ストラテジックアカウントマネジメント(-2019年3月)として勤務
2016年3月 法政大学大学院 理工学研究科 応用化学専攻 修士課程修了
■ご専門:
粉体工学、化学工学
■ご受賞歴(代表的なもの):
・第11回 新化学技術研究奨励賞 受賞(公益社団法人新化学技術推進協会より)
・一般社団法人粉体工学会 2022年度 春期研究発表会 BP賞 受賞(一般社団法人粉体工学会より)
・日本粉体工業技術協会奨励賞 研究奨励賞 受賞(一般社団法人日本粉体工業技術協会より)
上記他3件の受賞
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年4月25日(金) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
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セミナーポイント
■はじめに:
液中に粒子を分散させたスラリーは電極やセラミックスの製造、化粧品や塗料などの製品、排水の処理など様々な産業で利用されています。そしてスラリーを扱う分野ではスラリー中粒子の分散・凝集状態を各々の用途にあわせて最適化することが求められます。この分散・凝集の制御、および評価は容易ではないため、多くの現場において苦戦が強いられているのが実状ではないでしょうか。
一方で、スラリーの取り扱いに関する知識について高校や大学で学ぶ機会は皆無といってもよいかと思います。その結果、現場で初めてスラリーに触れたこときっかけに、その制御や評価の知識について独学で学ばれる方が大半かと思います。このような流れの中では、体系的な知識の習得は難しいと考えられます。
そこで本講座では、スラリー中の粒子分散・凝集状態を左右する因子と、粒子分散・凝集状態を評価する手法について、基礎の基礎から解説します。そしてこれらの知識を用いておこなった応用研究に関するケーススタディを通し、スラリー中粒子の分散・凝集状態の制御、及び評価についての考え方を習得してもらいます。
■受講対象者:
・スラリーを取り扱う研究・開発職、製造職に携わる2-3年の若手技術者や新人の方
・本テーマに興味のある方
■必要な予備知識:
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。
■本セミナーで習得できること:
・液中粒子の分散凝集状態を支配する因子の基礎知識
・分散状態評価手法に関する基礎知識
・上記の知識を実際のスラリーにどのように適応するのかを理解できる
など
セミナー内容
1.はじめに
1)スラリー中粒子の分散・凝集とは
2)なぜ分散・凝集制御が重要なのか
3)分散・凝集制御をおこなう上で抑えなくてはいけない二つのこと
2.分散・凝集に関わる因子
1)全相互作用ポテンシャルエネルギー
2)粒子間距離
3)粒子間相互作用
4)粒子濃度・分散剤・その他添加剤に対する考え方
5)その他分散・凝集に関わる因子
3.スラリー評価の方法
1)粒子径の測定
2)沈降試験
3)レオロジー特性の評価
4)パルスNMR
5)添加剤(分散剤やそのほか添加剤)の吸着量測定
6)その他の評価
4.学んだ知識で解く分散・凝集メカニズムのケーススタディ
<質疑応答>
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