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「蒸留」技術オンラインセミナー2025│ポイントと最近の潮流│基礎、条件設定・設計、トラブル対策

蒸留技術のポイントと最近の潮流

~基礎から条件設定・設計、トラブル対策まで勘所を学ぶ~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講


〇大江先生が贈る、豊富な実務経験と理論に裏打ちされた実践的な解説。
〇「基礎から蒸留技術を学びたい方」「トラブル突破の指針を得たい方」「最新の蒸留技術を知りたい方」「更なるレベルアップを目指したい方」など。あらゆる方におすすめです!

講師

大江 修造 氏(東京理科大学 理学部 応用化学科 教授)


講師紹介

■ご略歴:
 石川島播磨重工業株式会社(現IHI株式会社)にて蒸留塔の研究開発に従事。その後も,蒸留工学の研究を継続し、現在に至る。企業と大学にて蒸留塔の研究開発に従事。アングルトレイの開発者。大江モデル(気液平衡における塩効果)の提案者。

■本テーマ関連学協会でのご活動:
・国家プロジェクト「内部熱交換型蒸留塔HIDiCの開発」審査委員長
・FRI 米国蒸留研究機関 顧問

■主要受賞歴:
・IHI社長賞 「蒸留塔用アングルトレイの開発」
・米国化学工学会 AIChE,Distillation Honoree, 2008(日本人初)
・化学工学会 国際功労賞
・文部科学大臣表彰 科学技術賞

<その他関連セミナー>
化学工学(分離・反応プロセス等) 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2025年6月26日(木) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。

●録音・録画行為は固くお断りいたします。

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配布資料・講師への質問など

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●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

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    セミナーポイント

    ■はじめに:
     蒸留の基礎知識は蒸留プロセスの開発から蒸留塔の設計、運転に欠かすことができません。講師は企業において、①物性推算の実務、②既存蒸留塔の設計業務、③蒸留塔の開発実務に従事した経験を有します。③につきましてはFRI(世界的蒸留研究機関)にて、アングルトレイの工業化試験に成功しました。1975年に発行した気液平衡データ集は、MITのReid教授が高く評価し、1977年以降発行のデへマの気液平衡データ集に先鞭をつけました。
     実務経験に裏打ちされた蒸留のポイントを分かり易く計算例により解説します。

    ■受講対象者:
    ・業務上蒸留の基礎から学ぶ必要が出てきた方
    ・別の部署から蒸留を必要とする部署に異動した方
    ・蒸留研究開発を始めたばかりの方から、ある程度の研究経験を経た方まで
    ・業務上,蒸留について解決すべき問題を抱えている方
    ※事前に質問内容をメールなどでお送りください。講演に取り入れて解説します。事前のご質問方法についてはお申込み後にご案内いたします。内容によってはご対応が難しい場合もある旨ご容赦ください。

    ■必要な予備知識:
    高校卒業レベルの化学と数学の知識

    ■本セミナーで習得できること:
    ・蒸留技術の基礎知識
    ・蒸留技術のノウハウ
    ・蒸留塔のトラブル対処法
    ・蒸留技術の研究開発動向
    など

    セミナー内容

    1.蒸留プロセスの決定に必須の気液平衡
     1)物性推算法
      ―対応状態原理,原子団寄与法
     2)気液平衡の計算に必要な蒸気圧の推算法
      ―沸点データしかないときの推算法
     3)気液平衡理論
      a)気液平衡測定の原理
      b)理想溶液:ラウールの法則
      c)沸点計算法
      d)x-y線図,相対揮発度による簡易計算法
      e)非理想溶液 活量係数の意味と挙動
      f)ファンラール式,マーギュラス式
      g)ウィルソン式,多成分系への拡張
       ―メタノール+エタノール+2-プロパノール+水系
      h)NRTL式,2液相形成系への適用
      i)理想溶液と非理想溶液の関係
     4)気液平衡計算式選定のポイント
      ―ファンラール, マーギュラス, ウィルソン, NRTL
     5)不溶解混合液の気液平衡の熱力学
      a)共沸温度の推算
      b)共沸組成の推算
     6)3成分系の気液平衡
      a)蒸留の領域
      b)残渣曲線
      c)不溶解部分のある3成分系
      d)共沸蒸留の原理,無水エタノールの蒸留
     7)気液平衡における塩効果の計算法
      a)塩効果の原因 溶媒和法(大江モデル)
      b)イオン液体の効果は?
     8)蒸気圧・気液平衡データの検索方法
      a)気圧・気液平衡データベース構築の調査研究活動
      b)NISTにおけるWebbookの問題点
      c)蒸気圧計算ウェブサイト
      d)気液平衡計算ウェブサイト

    2.蒸留塔の理論段数の計算方法
     1)精留の原理と還流の必要性
     2)理論段数:マッケーブ・シール階段作図法
      a)濃縮部の操作線の式
      b)最小還流比の計算法
      c)全還流状態
      d)最適還流比の計算法
      e)操作線の作図法
      f)理論段数の作図法
     3)多成分系の蒸留計算
      a)トリダイアゴナル・マトリックス法
      b)多成分系の蒸留計算による抽出蒸留塔の設計
       a.全還流、b.還流比、c.抽剤量、d.抽剤の供給段の位置
      c)サイドカットの効果
     4)単蒸留の計算法
      a)レイリーの式
      b)単蒸留の計算法

    3.蒸留塔の設計方法
     1)棚段塔の構造―塔内は矛盾した流れ
     2)棚段塔の挙動―フラッディング限界
     3)充填塔の構造
     4)充填塔の挙動―フラッディング限界
     5)充填塔の圧力損失の決定法
     6)飛沫同伴の操作範囲・蒸留効率に及ぼす影響
     7)蒸留塔の塔効率―オコンネルの相関、HETPの推算
     8)ギリランドの相関
     9)理論と経験に基づく設計上の最重要ポイント10項目と指針
     10)蒸留塔の選定基準

    4.最新の蒸留技術
     1)最近の省エネ蒸留技術
      a)蒸気再圧縮法
      b)塔分割型蒸留塔
      c)内部熱交換型蒸留塔 HIDiC
       ―原理,塔内流量,パイロットの試験結果
     2)最新の蒸留装置
      a)新型棚段(トレイ)
      b)新型充填物(パッキング)

    5.蒸留塔の不具合、故障、破損と診断技術
     1)充填塔の偏流による不具合
     2)蒸留塔の振動による破損
     3)診断技術:ガンマスキャン
     4)診断技術:サーモグラフィー

    6.人工知能(AI)技術の蒸留工学への応用
     1)深層学習による物性推算法
     2)生成AI
     3)バックプロパゲーションにおける問題点

    7.質疑応答


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