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経皮吸収の考え方と評価技術|2026年2月東京開催セミナー|情報機構

基礎知識から押さえる 経皮吸収の考え方と評価技術

~試験条件の設定から解析・その評価まで~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

会場(対面)受講……会場(対面)受講


★三次元皮膚モデルからヒト皮膚まで、最新の経皮吸収評価法をわかりやすく整理。医薬品・化粧品開発に役立つ基礎知識を習得!
★経皮吸収の考え方を基礎から再確認。試験条件設定や評価パラメータの読み解き方を具体例で学ぶ、明日からの実務に役立つ講座!

講師

日光ケミカルズ株式会社 中央研究所薬剤開発部 部長 吉田 大介 氏

※希望者は講師との名刺交換が可能です。

講師紹介

■経歴
2001年 三笠製薬株式会社
2008年 ニッコールグループ株式会社コスモステクニカルセンター
2017年 ニッコールグループ株式会社ニコダームリサーチ
2022年 ニッコールグループ日光ケミカルズ株式会社(現)

■専門および得意な分野・研究
製剤、経皮吸収

■本テーマ関連学協会での活動
日本薬剤学会経皮投与製剤FG執行部(2020~2021年度)
製剤機械技術学会 半固形製剤分科会 委員(2023年度~)
日本薬剤学会 代議員(2024年度~)

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日時・会場・受講料・お申込みフォーム

●日時:2026年2月13日(金) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。

●会場:[東京・大井町]きゅりあん 5階第4講習室 →「セミナー会場へのアクセス」

●受講料:
【会場受講】:1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
 ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
 req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

■ セミナーお申込手順からセミナー当日の主な流れ →


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会場(対面)セミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)

●配布資料は、印刷したものを当日会場にてお渡しいたします。

●当日会場でセミナー費用等の現金支払はできません。
●昼食やお飲み物の提供もございませんので、各自ご用意いただけましたら幸いです。
●講義中の携帯電話・スマートフォンでの通話や音を発する操作はご遠慮ください。
●講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方のご迷惑となる場合がありますので、極力お控えください。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承ください(パソコン実習講座を除きます。)

●講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。また、申込者以外の受講・動画視聴は固くお断りいたします(代理受講ご希望の際は、開催前日までに弊社までご連絡お願いします)。

セミナーポイント

■講座のポイント
有効成分の経皮吸収性は基剤と皮膚の状態に大きく依存するため、成分や基剤の物理化学的特性、皮膚の構造を理解しなければならない。また、試験法や試験ツールもいろいろ存在するため、製品の開発段階や目的にあった試験条件の設定が重要となる。本セミナーでは、経皮吸収の第一歩として基礎を学びたい方に、経皮吸収の考え方や評価法について、写真や動画も使いわかりやすく解説する。

■受講後、習得できること 
・経皮吸収の基礎
・経皮吸収の必要性
・経皮吸収の実験と解析方法
・三次元皮膚モデル・ヒト皮膚を用いた評価法

■参加対象者・こんな方におすすめ
・医薬品・化粧品開発で経皮吸収業務に携わっている方、これから携わる方
・経皮吸収の各評価法、データの読み方でお困りの方
・三次元皮膚モデル・ヒト皮膚を用いた評価を行っている方
・経皮吸収を化粧品のコンセプトとして考えている方

■講演中のキーワード
経皮吸収、三次元皮膚モデル、ヒト摘出皮膚

セミナー内容

1 はじめに
 1-1 用語の使い分け
 1-2 経皮吸収とは
 1-3 経皮投与製剤の分類と有効成分(製品群)の作用部位
 1-4 経皮吸収技術・評価の必要性
 1-5 医薬品外用剤と化粧品の違い

2 経皮吸収の基礎
 2-1 皮膚の構造
 2-2 成分の経皮吸収経路
 2-3 経皮投与の特徴
 2-4 経皮吸収の評価指標
 2-5 経皮吸収の評価パラメータ
 2-6 皮膚透過速度と皮膚中濃度
 2-7 経皮吸収に影響を与える要因
  ・薬物物性
  ・皮膚状態
  ・吸収促進剤
  ・外部エネルギーを利用した皮膚透過促進
  ・基剤の影響
  ・活量の概念
  ・活量を考えた製剤設計の例
 2-8 成分の浸透/透過促進

3 In vitroにおける経皮吸収試験・評価
 3-1 一般的な皮膚透過試験の流れ
  3-1-1 試験条件の設定
   ・皮膚膜の選択
   ・レシーバー液の選択
   ・適用方法
  3-1-2 試験実施
   ・フランツセルへの設置
   ・レシーバー液のサンプリング
  3-1-3 測定
   ・定量と観察
  3-1-4 解析
   ・累積透過量の算出方法
    ・透過パラメータ算出
    ・累積透過量・皮膚中量から得る情報
 3-2 皮膚モデルを用いた評価の流れ・評価例
 3-3 ヒト摘出皮膚を用いた評価の流れ・評価例
 3-4 皮膚モデルとヒト皮膚の違い
 3-5 イメージング評価
  ・蛍光物質を用いた評価とその注意点
  ・リポソームを用いた浸透評価例
  ・分析機器を用いた評価

4 In vivo(ヒト・動物)における経皮吸収試験・評価
 4-1 血中濃度測定による評価
 4-2 テープストリッピングによる評価

5 さいごに
 5-1 海外ガイドラインの比較


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セミナーコード:AA260280

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