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★薬剤作用点の探索やバイオマーカー開発など、創薬研究の効率化に貢献する新たなアプローチとして期待される空間トランスクリプトーム解析手法をご紹介!Photo-Isolation Chemistry(PIC)による局所的遺伝子発現解析の基本原理と応用例、ChIP-Atlasを用いたエピゲノム解析の活用法など。
講師
熊本大学 生命資源研究・支援センター 博士(医学)沖 真弥 氏
講師紹介
■経歴
2000年 大阪大学 工学部 応用生物工学科 卒業
2002年 大阪大学大学院 工学研究科 応用生物工学専攻 修士課程 修了
2007年 大阪大学大学院 医学系研究科 博士課程 修了 博士(医学)
2007年 九州大学大学院 医学研究院 助教
2019年 同 講師
2020年 京都大学大学院 医学研究科 特定准教授
2024年 熊本大学 生命資源研究支援センター 教授(現職)
■専門および得意な分野・研究
発生生物学、トランスクリプトミクス、バイオインフォマティクス
■本テーマ関連学協会での活動
日本分子生物学会、日本発生生物学会、日本バイオインフォマティクス学会
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年12月18日(木) 13:00-15:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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セミナーポイント
■講座のポイント
ヒトや動物の体では、細胞の配置や周囲の環境が遺伝子の働きを大きく左右する。本講演では、光化学反応を利用して組織切片上の特定領域を選択的に解析するPhoto-Isolation Chemistry(PIC)と、世界中のChIP-seqデータを統合したChIP-Atlasを活用した解析法を紹介する。PICにより、病変部位や薬剤応答に伴う遺伝子発現の変化を空間的に可視化でき、ChIP-Atlasとの統合解析により、その背景にある制御因子や分子機構を明らかにできる。これらの手法は、疾患モデルにおける発現制御の理解を深め、薬剤作用点の探索やバイオマーカー開発など、創薬研究の効率化に貢献する新たなアプローチとして期待される。
■受講後、習得できること
・PICによる局所的遺伝子発現解析の基本原理と応用例
・ChIP-Atlasを用いたエピゲノム解析の活用法
・空間発現データと制御因子情報の統合解析の考え方
・疾患モデルを用いた創薬標的・バイオマーカー探索の手法
■受講対象
・創薬研究・疾患解析に関わる研究者
・遺伝子発現・エピゲノム解析担当者
・バイオマーカー探索・薬効評価担当者
・空間オミクス技術に関心のある方
■講演中のキーワード
・Photo-Isolation Chemistry(PIC)
・ChIP-Atlas
・空間トランスクリプトーム技術
・エピゲノム解析
セミナー内容
1.空間的な遺伝子発現の重要性と制御メカニズム
1-1.空間的な遺伝子発現とは何か
1-2.細胞の空間配置と微小環境の重要性
1-3.発現制御とエピゲノムの関係
1-4.空間オミクス技術の発展と創薬への期待
2.Photo-Isolation Chemistry(PIC)の概要と原理
2-1.PIC技術の開発背景とコンセプト
2-2.原理:なぜUV照射された細胞だけの遺伝子発現を解析できるのか?
2-3.特長1:サブミクロンレベルの空間解像度
2-4.特長2:ノンターゲットで多くの遺伝子を解析できる
2-5.特長3:標的細胞を免染で可視化できる
2-6.他の技術との比較
2-7.PICの実施例
3.PICの実践
3-1.組織切片の作製法
3-2.RNAのクオリティチェック
3-3.免染の条件検討
3-4.UV照射の方法
3-5.シーケンス解析
3-6.情報解析
4.ChIP-Atlasの概要とデータ内容
4-1.ChIP-seqとは?
4-2.データの収集と解析法
4-3.特長1:40万件以上の実験データを統合したエピゲノミクスデータベース
4-4.特長2:ChIP-seqだけでなくATAC-seqやBisulfite-seqデータも閲覧できる
4-5.特長3:大量のデータを使用した統合解析ができる
4-6.ChIP-Atlasの利活用事例
5.ChIP-Atlasのハンズオンセミナー
5-1.遺伝子の発現制御メカニズムを解明する
5-2.薬剤の作用機序に関わる転写因子を解明する
5-3.遺伝性疾患に関わる転写因子を解明する
<終了後、質疑応答>
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セミナーコード:AB251241