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分析法バリデーション準備講座|ICH Q2(R2)とICH Q14の要求事項|2026年2月開催情報機構セミナー

<超初心者向け/統計知識なしで考える>

分析法バリデーション”準備”講座

~分析能パラメーターと各種試験の意味/分析法開発の流れ/ICH Q2(R2)、ICH Q14との関係~

■本セミナーの受講形式(会場/Zoom両アイコンある場合は受講形式選択可)

zoom……Zoomオンライン受講

見逃し視聴あり……見逃し視聴選択可


★2025年10月9日「ICH Q2(R2)」および「ICH Q14」がステップ5到達。これらをどう読み解いて活用するか?
★「分析法バリデーションについて、基本から学びたい」という方へおすすめ。そもそもバリデーションとは?分析能パラメーターとは?分析法バリデーションに必要な「準備知識」から学ぶ基礎講座!
★高度な統計知識は本セミナーでは取り扱いません。電卓で計算できるレベルの簡単な演習問題を設けて理解できるような構成になっています。

講師

東京バイオテクノロジー専門学校 講師
帝京科学大学 生命環境学部 元 教授
(一社)医薬品適正使用・乱用防止推進会議 副代表理事 小島 尚 氏


講師紹介

■経歴
東京薬科大学大学院博士後期課程修了後,ヒューマンサイエンス振興財団流動研究員(所属:国立衛生試験所),母校助手,神奈川県衛生研究所食品薬品部,理化学部等を経て,23年4月から帝京科学大学において食品科学や香粧品等を担当している。バイオテクノロジー医薬品に関する試験法の検討に始まり,神奈川県では医薬品等の製造承認審査の規格及び試験法の妥当性,更に,GMP調査で製造現場に同行した。その間,化粧品や部外品について厚生労働省の医薬部外品原料規格の検討委員,日本薬学会衛生試験法香粧品試験法の検討委員等を務めている。また,神奈川県や薬剤師会などの薬事関連の各種委員も務めた。現在,化粧品や医薬品に関する分析方法や規格設定について講演や執筆などを行っている。

<その他関連セミナー>
医薬品製造/製剤技術/品質管理/GMP/CSV/GDP 一覧はこちら


日時・受講料・お申込みフォーム

●日時:2026年2月13日(金) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
 ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
 req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)

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配布資料・講師への質問など

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・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。

●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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  • 視聴期間はセミナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
  • ex)2/6(月)開催 セミナー → 2/10(金)までに配信開始 → 2/17(金)まで視聴可能
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  • GWや年末年始・お盆期間などを挟む場合、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  • 原則、配信期間の延長はいたしません。
  • 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、(見逃し視聴あり)の方の受講料は(見逃し視聴なし)の受講料に準じますので、ご了承ください。
  • セミナーポイント

    趣旨:
    医薬品や化粧品、食品の試験では分析法バリデーションは不可欠な概念となっていますが、統計的手法を用いて計算するもの、敷居の高いものと受け取られることが少なくありません。また、分析法バリデーションの基礎知識について、必要性を感じながらもなあなあにしてしまっている、という声も寄せられています。本来、分析法バリデーションは試験法の分析過程を確認・保証するものであり、分析対象物に対してどのような分析ステップを組み立てていくべきか、なぜ、必要なのかなど、考え方から理解する必要があります。もちろん、統計学的手法は大切ですが、今回は深いところまでは触れず、電卓レベルの簡単な演習で理解できるように解説します。さらに、2025年10月9日付けでステップ5に達した「ICH Q2(R2)(分析法バリデーション)ガイドライン」および「ICH Q14(分析法の開発)ガイドライン」との関係、求めていることを整理。この講座では分析法バリデーションをきちんとイメージできる”基礎”を身につけ、まず何から着手すればよいのかを理解し、自身で分析法を開発できるようになることを目指しています。

    セミナー内容

    <第一部> 分析法バリデーションを行うための準備
     *化学分析におけるバリデーションを考える
     1.バリデーションとはそもそも何か
      ・GMPにおけるバリデーションの位置付け
      ・バリデーションにおける文書

     2.分析法バリデーションの目的
      ・分析過程の重要性
      ・試験方法への要求事項

     3.分析方法が信頼されるための条件
      ・試験項目と装置、機材
     4.必要な計算方法(必要な統計の基礎)
      ・電卓があればOK!基本的な考え方を解説
     5.分析法の開発において考えるべきこと
      ・ICH Q2(R2),Q14で求めていること
      ・各段階におけるバリデーションの考え方
     (開発段階、申請段階、再バリデーションが必要になる場合 等)

     演習問題

    <第二部>分析法の作成手順および分析能パラメーター解説
     *分析法の開発における手順をわかりやすく図式で説明
     1.特異性/選択性:試験法における最も大切な性質
      ・目的
      ・測定方法(LC、TLC、IR)
      ・特異性の検討

     2.稼働範囲(直線性・範囲、検出限界・定量限界):検量線から定量する
      ・目的
      ・測定方法
      ・検量線の作成
      ・評価方法と判断基準の考え方

     3.精確性(真度と精度):定量値の信頼性
      ・目的
      ・測定方法
      ・ばらつきと偏り
      ・室内再現精度の変動要因    
      ・評価方法と判断基準の考え方

     4.頑健性:条件のわずかな変動で測定値が影響を受けない能力 
      ・変動因子① 種々の分析法に共通する変動因子
             前処理、抽出操作等
      ・変動因子② クロマトグラフィの代表的な変動因子
             HPLCの変動因子
             GCの変動因子
             TLCの変動因子

     5.システム適合性試験:恒常的に分析を実施する
      ・目的
      ・必要な項目

     演習問題

    <第三部> 各試験方法における分析法バリデーション 
     *製造承認書の規格及び試験方法における各パラメーターをとらえる
     1.タイプⅠ(確認試験):有効成分を確認(定性試験)
      最も基盤となる分析対象物の確認 

     2.タイプⅡ(純度試験):不純物や類縁物質を制御する
      不純物の標準物質(品)が入手できるかで異なる対応
      ・定量試験
      ・限度試験      
      ・標準物質

     3.タイプⅢ(定量法):含量・力価を精確に求める
      分析対象物は有効成分の含有量

     演習問題

    おわりに:参考
     ・分析技術の事例
     ・第18改正日本薬局方‐試験検査のバイブル
     ・第19改正日本薬局方原案作成要領
     ・記録の重要性
     ・不純物について
     ・汎用される分析手法
     ・HPLCの測定パラメーター
     ・参考となるガイドラインや関連通知

     質疑応答


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    セミナーコード:AB260294

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