……Zoomオンライン受講
……見逃し視聴選択可
○基礎・準備から品質管理、実務上押さえるべき勘所、様々な細胞応用や最新産業活用まで。細胞培養の全般知識を1日で習得!
○充実の資料、わかりやすい解説とQ&Aで毎回大好評!動画・画像も多数交えて解説します。
講師
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
JCRB細胞バンク(創薬資源研究支援センター) センター長 小原 有弘 氏
講師紹介
■ご略歴:
2002年名古屋市立大学薬学研究科博士課程修了
2002年第一化学薬品株式会社入社
薬物動態・安全性研究に従事
2004年国立医薬品食品衛生研究所 変異遺伝部第三室入所
細胞バンク事業に従事するとともに細胞特性解析研究を実施
2005年独立行政法人医薬基盤研究所へ移転
現在に至る。
■ご専門および得意な分野・研究:
・細胞分子生物学
・細胞特性解析研究(特に遺伝子変異をアレイCGH、NGSでとらえる)
■本テーマ関連学協会でのご活動:
・日本組織培養学会 理事
・生物遺伝資源委員会 委員
・The International Cell Line Authentication Committee メンバー
・京都大学iPS細胞研究所研究倫理審査委員会委員
・滋賀医科大学特定臨床研究倫理審査委員会委員
<その他関連セミナー>
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2025年6月18日(水) 10:30-16:30 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
●録音・録画行為は固くお断りいたします。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料はPDFなどのデータで配布いたします。ダウンロード方法などはメールでご案内いたします。
・配布資料に関するご案内は、開催1週前~前日を目安にご連絡いたします。
・準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申込みをお願いいたします。
(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・セミナー資料の再配布は対応できかねます。必ず期限内にダウンロードください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売などは禁止いたします。
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
req@*********(*********にはjohokiko.co.jpを入れてください)
オンラインセミナーご受講に関する各種案内(必ずご確認の上、お申込みください。)
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<見逃し視聴ご案内の流れ・配信期間詳細>
セミナーポイント
●はじめに:
細胞培養は研究・開発においては必要不可欠なツールとして幅広い分野で活用されている。このような汎用ツールであるため、細胞培養に関して真剣に学ぶ機会も少ないのが現状ではないだろうか?これまで何となく行っていた細胞培養の知識や技術に関してもう一度見直すとともに、これまで見逃していた意外な盲点などを学ぶことで、より一層理解を深めることが期待できます。また、細胞バンクが利用者から日常的に受け付ける質問や疑問を紹介するとともに、その内容・対応について学ぶことでスキルアップを目指します。また、これまで細胞培養を行ったことの無い方も「細胞培養」がどんなものかを大まかに理解して頂くことが出来るような内容になっています。
●受講対象者:
本テーマに興味のある方ならどなたでも受講可能です。
●必要な予備知識:
この分野に興味のある方なら特に必要ありませんが、細胞培養の経験があることが望ましいです。
●本セミナーで習得できること:
・細胞培養の基礎知識
・細胞培養における品質管理技術
・細胞培養・管理のトラブル対処法
・細胞の産業活用における今後の展望
など
セミナー内容
※随時、実際の画像や動画も交えながら解説します!
1.初心者でもわかる細胞培養の準備と基礎
1)細胞培養の歴史
2)細胞培養における問題点と細胞バンク
3)細胞培養施設の設計・準備・管理
a)リスクグループとバイオセーフティーレベル(BSL)
b)無菌操作の確保、クリーンルームの条件
c)細胞培養施設の設計とポイント
4)細胞培養に必要な機器の準備・管理
a)細胞培養設備に必要な機器
安全キャビネット、CO2インキュベーター、遠心機、冷凍冷蔵庫、オートクレイブ、その他あると良いもの
b)細胞培養に使用する関連機器の管理・メンテナンス
c)細胞培養に伴う廃棄物処理に関する管理
5)使用する細胞の選択、細胞情報の取得
a)そもそも細胞とはどんなものなのか?
b)細胞の種類と特徴
c)細胞の情報取得、入手方法のやり方
d)関連する法令
6)培地調製の方法と注意点
a)粉末培地と液体培地
b)オートクレイブと濾過滅菌
c)よくありがちな質問・注意点
7)細胞培養手技の再チェック
a)細胞培養士認定制度
b)参考書・お役立ちサイト
8)細胞培養の記録方法・管理
a)細胞名と登録番号
b)培養種別とロット管理
c)培養記録とデータベース管理
d)培地、培養容器、培養設備等の管理
9)細胞の保存方法・管理
a)細胞保存、輸送に関する設備要件・管理
b)細胞バンクの細胞保存室の実際
c)液体窒素自動供給システム
10)細胞の国内・国外輸送方法
a)細胞輸送の方法―凍結状態、培養状態
b)温度管理記録
c)輸送における注意点
2.確実に知っておきたい細胞の品質管理
1)細胞品質管理の重要性
a)細胞の品質管理とは
b)マイコプラズマとは、汚染による影響
c)細胞同士のクロスコンタミネーションとは、その影響
d)目に見えない汚染に対する対策
2)細菌・真菌を対象とした無菌検査の方法
3)細胞のマイコプラズマ汚染検査の方法と注意点
a)直接培養法
b)指標細胞を用いたDNA蛍光染色法
c)ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を用いた検出法
d)生物発光法
e)新しい検査法
f)それぞれの長所・短所、注意点
g)検査方法陽性対象・陰性対照の選択
h)マイコプラズマ汚染が発覚した時の対策
4)使用細胞の認証方法(細胞認証試験の方法)
a)認証方法の流れとデータベース構築
b)HeLa細胞について
c)国内外における取組み
d)クロスコンタミを防止する9か条
5)細胞汚染の原因と汚染を防ぐための対策(まとめ)
a)シーンに応じた汚染原因と対策
b)トラブルに繋がる!よく耳にするこんな細胞管理
c)早期発見の重要性
6)細胞のウイルス検査の方法
a)ウイルスの基礎、細胞が感染した時の影響
b)いつどこでウイルスに感染するのか
c)JCRB細胞バンクにおけるウイルス検査・体制
d)各種ウイルス試験の概要
e)ウイルスに関する国内外の基準・ガイドライン
7)細胞品質管理記録
8)再生・細胞治療における品質管理の考え方
9)細胞研究のための標準化
3.今後の研究開発に向けた細胞の応用と産業活用の現状
1)細胞の種類から見る細胞応用・産業活用
a)がん細胞・株化細胞
b)遺伝子導入細胞(ゲノム編集細胞)
c)幹細胞・ES/iPS細胞
2)医薬品開発における細胞応用(安全性、有効性等の基礎以外)
a)医薬品研究開発における現状と方向性
b)バイオ医薬品の市場動向
c)医薬品開発の流れとコスト
3)再生医療における細胞応用
a)自家細胞移植/同種(他家)細胞移植
b)再生医療製品の国内外における実用化動向
c)再生医療等製品の開発状況
4)産業規模で調整する際の課題と対応
a)再生医療ビジネスの波及効果
b)再生医療産業化の課題
5)三次元培養の概要
a)がん細胞株の三次元培養
b)PDXと三次元培養
c)オルガノイド
6)外部リソースの利用
a)再生・細胞治療における材料入手
b)その他の外部リソースの利用
4.質疑応答
細胞バンクに寄せられる問い合わせ内容の紹介やこれまでにセミナー参加者から受けた質問などの紹介も含めて
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