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MLCCの高性能化に向け、チタン酸バリウムの低温合成、水熱・ソルボサーマル法による微粒子・ナノキューブ化を解説。
X線・中性子・電子回折、電子顕微鏡、EELS、EDX、ESRを用いた原子配列・格子欠陥評価と誘電体材料設計まで紹介します。
講師
茨城大学 工学部 教授 博士(人間・環境学) 中島 光一 氏
【略歴】
2005年3月 京都大学 大学院人間・環境学研究科
人間・環境学専攻 修了
京都大学博士(人間・環境学)
2005年4月 京都大学 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 博士研究員
2006年4月 東北大学 多元物質科学研究所 博士研究員
2007年11月 住友化学株式会社
2010年4月 山梨大学 工学部 応用化学科 助教
2016年4月 茨城大学 工学部 生体分子機能工学科 准教授
2018年4月 茨城大学 工学部 物質科学工学科 准教授
2025年4月 茨城大学 工学部 物質科学工学科 教授
現在に至る
2011年11月~2012年3月 スイス連邦 チューリッヒ大学 客員教員
【専門】
微粒子設計/セラミックス/結晶構造解析/電子顕微鏡
【本テーマ関連学協会での活動】
日本セラミックス協会 代議員
日本セラミックス協会関東支部 常任幹事
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年11月26日(木) 10:00-16:00 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講】:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
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商品コード:AG261195
配布資料・講師への質問など
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セミナーポイント
■はじめに
強誘電体として知られるチタン酸バリウム(BaTiO3)は、携帯電話やパソコンなどの電子機器に使用されており、我々の生活に欠くことができない物質です。このBaTiO3を用いた誘電体材料の性能を向上させることは、高性能小型電子デバイスの開発につながります。そのためには、基盤となるBaTiO3の粒子設計(粒径や形状の制御)が重要です。また、粒子表面を利用した製品開発に取り組む場合、粒子表面の原子配列を把握する必要があります。さらに粒子内部は自発分極を有した強誘電体としての性質が大切になります。
本セミナーでは、BaTiO3粒子の形態(粒径や形状)制御の仕方や電子顕微鏡を用いた原子配列の観察手法や格子欠陥の評価方法について解説します。そして、BaTiO3ナノキューブ粒子の界面を利用した誘電体の材料設計について説明いたします。
■想定される主な受講対象者
・セラミックスに関する研究をはじめた初心者の方
・微粒子合成に興味がある方
・水熱合成およびソルボサーマル合成に興味がある方
・さまざまな回折法の評価技術を学びたい方
・さまざまな電子顕微鏡の観察技術を学びたい方
・ナノ粒子の原子配列を観察したい方
・粒子表面の原子配列に興味がある方
・格子欠陥の評価に興味がある方
■必要な予備知識
チタン酸バリウムの合成・評価にご興味のある方であれば、どなたでもご受講いただけます。
■本セミナーに参加して修得できること
・微粒子合成の技術
・回折法(X線回折、中性子回折、電子回折)による評価技術
・チタン酸バリウムの性質
・チタン酸バリウムの低温合成
・チタン酸バリウムの形態制御(ナノ粒子化とナノキューブ化)
・チタン酸バリウムのリートベルト解析および二体相関分布関数(PDF)解析
・チタン酸バリウムの原子配列の電子顕微鏡観察
・チタン酸バリウムナノキューブの粒子表面の可視化
・格子欠陥の評価方法
セミナー内容
1.チタン酸バリウムとは?
1-1.我々の身近にあるチタン酸バリウム
1-2.誘電体材料としてのチタン酸バリウム
1-3.ペロブスカイト型構造を有するチタン酸バリウム
1-4.自発分極を有するチタン酸バリウム
2.チタン酸バリウムの合成手法
2-1.固相反応
2-2.液相反応
3.チタン酸バリウムナノ粒子の合成
3-1.原料となるチタン化合物の重要性
3-2.溶液反応における溶媒の重要性
3-3.ナノ粒子を合成するために必要な核生成と結晶成長の制御
3-4.100℃以下の温度でのチタン酸バリウムの合成
3-5.水熱法によるチタン酸バリウムの合成
3-6.ソルボサーマル法によるチタン酸バリウムの合成
3-7.チタン酸バリウムナノキューブの合成
4.チタン酸バリウムのキャラクタリゼーション
4-1.大型放射光施設(SPring-8)のX線を用いた結晶構造解析
4-2.大強度陽子加速器施設(J-PARC)の中性子線を用いた結晶構造解析
4-3.電子線を用いた結晶構造解析
4-4.球面収差補正付き電子顕微鏡を用いた原子配列の観察
4-5.電子エネルギー損失分光法(EELS)を用いた元素分析
4-6.エネルギー分散型X線分光法(EDX)を用いた元素分析
4-7.電子スピン共鳴法を用いた格子欠陥の評価
4-8.格子欠陥のさまざまな評価方法
5.チタン酸バリウムを起点とした誘電体の材料設計
5-1.表面再構成を有するチタン酸バリウムナノキューブ
5-2.表面再構成を起点としたコア-シェルナノキューブの合成
5-3.チタン酸バリウムの複合アニオン化
6.まとめ
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