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「公差を計算できる」から「公差を決められる」へ。
公差は計算で決まるものではなく、設計者が決めた「製品構造」そのものです。ものづくりの原理原則を理解し、現場で公差を決めるための設計判断力を身につけます。
講師
Nakadeメソッド研究所 代表 トヨタ自動車認定 DRBFM A級エキスパート 中出 義幸 氏
■略歴
パナソニック株式会社にて30年間、車載電装品の開発・設計に従事。
ハンドル周辺操作ユニットや空調操作パネルなどの製品開発と事業化を推進。
構造設計・回路設計・公差設計技術を確立。
2013年、トヨタ自動車DRBFM A級エキスパート認定取得(サプライヤー初)。
2015年に独立後、Nakadeメソッド研究所を設立。
■実績
独自の品質未然防止手法「Nakadeメソッド」を基盤に、以下の支援を実施。
・医薬品関連・半導体装置・大型機械製造の設計品質改善
・開発プロセス改善・品質リスク低減支援
・車載機器企業の技術者教育・人材育成等
特許出願143件(国内登録67件・海外29件)。
研修・講義実績:延べ180回、約2,700名。
■専門分野
設計品質向上/品質問題未然防止/FMEA・DRBFM/公差設計/技術者育成
を専門とし、製造業の開発力と品質力の強化を支援中。
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日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年11月6日(金) 10:00-17:00 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講】:1名55,000円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき44,000円
各種割引について
*5名以上でのお申込の場合、更なる割引制度もございます。
ご希望の方は、以下より別途お問い合わせ・お申込みください。
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*学校法人割引:学生のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
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配布資料・講師への質問など
●配布資料は、印刷物を郵送で1部送付いたします。
・お申込みの際にお受け取り可能な住所を必ずご記入ください。
・郵送の都合上、お申込みは4営業日前までを推奨します。(土、日、祝日は営業日としてカウントしません。)
・それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、その場合、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。ご了承の上お申込みください。
・資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
●当日、可能な範囲でご質問にお答えします。(全ての質問にお答えできない可能性もございます。何卒ご了承ください。)
●ご受講に際しご質問・要望などございましたら、下記メールアドレス宛にお問い合わせください。
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セミナーポイント
★本講座は講師のご意向により、
同業の方・コンサルタント/教育関係の方、自動車メーカーの方はご受講をお断りいたします。
また、ご所属の確認できない方につきましても受講をお断りする場合がございます。予めご了承をお願いいたします。
【習得できる知識】
・公差を「計算する」のではなく、「設計として決める」ための考え方
・製品構造、材料、金型、成形、組立を踏まえた公差設計の考え方
・ばらつきを発生させにくい製品構造と、公差値を設定する際の判断ポイント
・樹脂成形品における収縮、変形、成形ばらつきへの対応方法
・金型構造や射出成形プロセスを踏まえた公差設計
・積上げ公差による実践的な公差設計と、設計・量産段階における公差解析の使い分け
・具体的な設計事例や演習を通じた、現場で活かせる設計判断力
【受講対象者】
・公差設計を学んだものの、実務でどう活かせばよいかわからない方
・公差解析の計算はできるが、公差値の決め方に自信がない方
・「なぜこの公差なのか」を説明し、自分で設計判断できるようになりたい方
・上司やベテラン設計者に頼らず、自分の判断で公差を決めたい方
・若手から中堅設計者へステップアップしたい方
・設計起因の不良や手戻り、寸法・組立ばらつきを減らしたい方
・樹脂成形品の設計に携わっている方
・公差設計・公差解析の基礎を体系的に学び直したい方
等々
【講座の趣旨】
「公差解析の計算方法はわかる。でも、実際にどの公差を設定すればよいかわからない」。そんな悩みを抱えていませんか?公差設計は、単なる統計計算ではありません。公差は、設計者が考えた製品構造によって決まります。どこを基準にするのか、部品をどう組み合わせるのか、材料・金型・成形工程でどのようなばらつきが生じるのか。こうしたものづくりの原理原則を理解して、初めて適切な公差を決めることができます。幾何公差も結果論です。公差内に入らない構造を設計しておいて、後から幾何公差で縛るのではなく、まず「ばらついても機能する構造」を考えることが重要です。
本セミナーでは、樹脂成形品を題材に、製品構造、材料、金型、成形、組立までを考慮した「公差を決めるための設計プロセス」を学びます。具体的な設計事例や演習を通じて、「なぜこの構造にするのか」「なぜこの公差にするのか」を自ら判断する力を身につけます。また、設計段階では積上げ公差、量産段階では確率的な手法を用いるなど、実務に即した公差解析の使い分けも学びます。
本セミナーの目的は、計算方法を覚えることではなく、公差設計・公差解析の基礎を確立し、自分で公差を決められる設計者になることです。さらに、テキストは繰り返し活用できる実務教材として構成しており、生涯にわたって使える「有益なテキスト」を目指しています。「計算できる設計者」から「公差を決められる設計者」へ。公差設計の基礎と、現場で活かせる設計判断力が身につきます。
セミナー内容
0. セミナーへの想い
1.はじめに
1-1. 確率法で公差解析はするな!
1-2. ゼロ・ディフェクト思考
1-3. 公差設計の現状
2.現状の課題とセミナーのねらい
2-1. 現状の課題
2-2. セミナーのねらい
3.公差設計と公差解析
3-1. 公差概論
3-2. 公差解析の必要性
3-3. 公差の種類
3-4. 公差のJIS規格
3-5. 形状公差:幾何公差記号
3-6. サイズ公差と幾何公差の違い
3-7. 公差解析法
3-8. 公差解析の計算例
3-9. 確率法の成立要件
(理解度チェック)
4.公差を決める設計プロセス
4-1. 構想設計~金型~成型、製品完成まで
4-2. モノ造りでのバラツキの配慮
4-3. 樹脂の成形収縮率
4-4. 公差設計での樹脂の使いこなし!
事故事例とその対処法
ABS、PBT、PP樹脂
5.金型構造と射出成型機
5-1.金型の基本構造
5-2.樹脂射出成型プロセス
5-3.射出成形金型の基本機能
6.樹脂成形での配慮すべき公差設計のポイント
6-1. 成形不具合とその対策形状
6-2. 公差を考慮した樹脂別推奨肉厚
6-3. 公差上配慮すべき金型設計内容
6-4. 幾何公差の弊害
6-5. ズレ修正とバラツキ抑え
6-6. 設計者が一番知りたいこと!!!
公差値設定のポイント!
(理解度チェック)
7.公差設計の勘所!…演習あり
公差設計は積上げ公差で行なえ!
K・S・D(経験とセンスと度胸)が大事!
設計者として押さえておきたいノウハウと事例!
7-1. プッシュボタン構造設計
7-2. プリント基板の位置決め設計
7-3. 樹脂筐体へのブラケット固定設計
7-4. プッシュ操作スイッチ構造設計
7-5. CAD図での架空点/線 対処法
8.公差設計実践…2Stepの勧め
Step1:設計時…積上法で構造考案
Step2:量産後…確率法で部品管理
9.おわりに 講師から設計者への手紙!
【質疑応答】
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